ベニシダ(紅羊歯)(オシダ科) 常緑性。
森林や路傍などに極普通に生育する。葉柄はわら色、若い時は紅紫色。
葉柄基部に線状披針形、褐色〜黒褐色、全縁の鱗片がつく。
葉身は2回羽状複葉で、先端はしだいに狭まる。最下羽片の下側第1小羽片は小さく無柄で浅裂、羽軸裏に基部が袋状の鱗片が密につく。
最下羽片はやや下向きにつく。
ソーラスは小羽片の中肋と辺縁の中間かやや中肋寄りにつき、包膜は紅紫色を帯びる。形、大きさに変化が多い。
本州〜九州。
01.13年06月07日 ベニシダ 陽当たりの悪い木の下に生育しています。常緑性。
02.13年06月07日 ベニシダ 1個の株から13本位の茎が立ち上がっている。
03.13年06月07日 ベニシダ 採取した1枚の固体の葉ですが、長さは1m。葉柄及び葉身とも赤褐色です。
04.13年06月07日 ベニシダ 上部のものは小さく細くなり落ちやすい。
05.13年06月07日 ベニシダ 葉柄基部に線状披針形、褐色〜黒褐色、全縁の鱗片がつく。大きなもので長さ1.5cmになる。
06.13年06月07日 ベニシダ 中軸の鱗片葉は非常細くなる。
07.18.13年06月07日 ベニシダ 葉柄の断面は変形円で維管束7個。
08.13年06月07日 ベニシダ 葉身は長楕円形の2回羽状複葉。葉は結構な逆ハの字です。葉は互生で13段程つく固体。やや光沢のある緑色の紙質で、先端はしだいに狭まる。
09.13年06月07日 ベニシダ 羽片。若い葉が紅色を帯びる。
10.13年06月07日 ベニシダ 1個の羽片長さ17cmの個体。表裏の記録。
11.13年06月07日 ベニシダ 1個の小羽片の長さ4cmの個体。表裏の記録。
12.13年06月07日 ベニシダ 葉の表側無毛。白いのは何かの花粉と思われます。
13.13年06月07日 ベニシダ 羽片の先は多少曲がって尖る。
14.13年06月07日 ベニシダ 羽片の縁に様々な鋸歯があり、又深裂している。
15.13年06月07日 ベニシダ 羽片の一番下の葉ですが、これが一番明確な鋸歯を持っている。
16.13年06月07日 ベニシダ 葉柄部は無柄で中軸に直接つく。
17.13年06月07日 ベニシダ 葉裏にまばらに毛がある。胞子嚢は主脈よりにつくようです。それも一列に規則正しくつくようです。但し最下部の葉には3〜4個つくようです。
18.13年06月07日 ベニシダ ソーラスは小羽片の中肋と辺縁の中間かやや中肋寄りにつき、包膜は紅紫色を帯びる。
19.13年06月07日 ベニシダ まだ出始めの頃、羽軸裏面に袋状鱗片がやや密につく。