能代市風の松原植物調査

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ブタナ (豚菜) (キク科) 多年草。多年草


1933年に札幌ではじめて気づかれ、その後各地に帰化しているのがわかった。

葉は全て根生し、分裂しないものから羽状に深裂するものまで変化がある。

花茎は高さ50cm以上になり、上部で1〜3個枝分かれする。花茎の途中には退化して鱗片状になった葉がある。
頭花は黄色で径3〜4cm。総苞片の背面に白色の毛が1列になって生えている。

そう果には刺状の突起が密生し、先は長いくちばし状に伸びる。冠毛は羽毛状。

花期6〜9月。ヨーロッパ原産



01.10年06月13日 ブタナ このブタナは風の松原内のどこにでもあります。相当遅くまで花をつけています。この個体は枝分かれしている。




02.10年06月13日 ブタナ 採取した個体。毛偉容は直立したり、一旦地を貼って立ち上がるものまで。枝分かれしているブタナの個体。




03.10年06月13日 ブタナ ブタナの根は白く太い。根張りの力は相当なもの。




04.10年06月13日 ブタナ 茎は稜があり、毛があります。断面は6角形で芯は中空。




05.10年06月13日 ブタナ は葉は根生葉だけ。




06.10年06月13日 ブタナ 葉は全て根生し、分裂しないものから羽状に深裂するものまで変化がある。葉の表裏。




07.10年06月13日 ブタナ 葉の表有毛。




08.10年06月13日 ブタナ 葉の先は鈍形。




09.10年06月13日 ブタナ 葉柄の毛。用へは翼があり流れるように茎につく。




10.10年06月13日 ブタナ 葉の裏有毛。




11.10年06月13日 ブタナ 花茎は高さ50cm以上になり、上部で1〜3個枝分かれする。




12.10年06月13日 ブタナ 頭花は黄色で径3〜4cm。頭花はすべて両性の舌状花からなる。花弁の先端には5歯があり、他のキク科植物の多くがそうであるように、花粉が放出された後に雌しべが延びてきて柱頭が2つに分かれる、雄性先熟である。




13.10年06月13日 ブタナ 総苞片有毛。総苞片はすべて直立しており、茎に鱗片状でごく小さい葉がついています。




14.09年07月16日 ブタナ 冠毛は羽毛状。




15.11年11月06日 ブタナ そう果には刺状の突起が密生し、先は長いくちばし状に伸びる。そう果10mm。A=冠毛。B=花柱部位に棘がある。C=果実が粒状。D=果実の長さ9mm。




16.11年06月17日 ブタナ そう果に上向きに刺状の棘があり粒状がある。





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