能代市風の松原植物調査

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ハイメドハギ(這蓍萩) (マメ科)多年草。メドハギの変種。


日当たりのよい草地や道ばたに生える。
茎の下部が地を這うのが特長。又普通茎の毛が開出し、小葉は短いので幅が広い感じがする。

茎は高さ0.6〜1mになり、やや木質化し、伏毛がある。

葉は3小葉からなり、茎に密生する。小葉は長さ1〜2.5cm、幅2〜4mmのくさび形〜倒披針形で、裏面には伏毛がある。

花は葉腋に数個ずつつき、黄白色で長さ6〜7mm。旗弁に紅紫色の斑点がある。閉鎖花も葉腋に数個ずつつく。

豆果は扁平な円形または広楕円形。中には種子が1個入り、熟しても裂けない。

花期は8〜10月。日本全土。


01.日当たりのよい草地や道ばたに生える。




02.01.10年10月01日 ハイメドハギ 地べたを這って池の水の中でも平気に生育しています。どうして水の中に入って行くのか解りません。茎は相当に伸びています。




03.10年10月01日 ハイメドハギ 引き抜いて見ましたが、メドハギ同様凄い根の強さで抜くのに大変でした。株状になって茎が沢山出て地を這って生育しています。




04.10年10月01日 ハイメドハギ 根ですが主根は太く相当深く入っており根張りは相当なものです。




05.10年10月01日 ハイメドハギ 茎に開出毛があり、茎は緑色で、やや木質です。葉は互生です。




06.10年10月01日 ハイメドハギ 枝分かれが激しい。




07.11年10月委15日 ハイメドハギ 茎の表面を見たいために葉を取った。茎に稜があり毛もある。茎の断面は円形で稜がある。




08.10年10月01日 ハイメドハギ 葉の表側。3出複葉。葉は長卵形でメドハギより葉の幅が広く、葉の長さが短いとありますが、そんなに変わりはありませんでした。表側は無毛でした。葉の裏側有毛。




09.10年10月01日 ハイメドハギ ハイメドハギとメドハギの葉の比較です。葉は長卵形でメドハギより葉の幅が広く、葉の長さが短いと文献にありますが、この個体は多少短いと言う程度でした。




10.10年10月01日 ハイメドハギ 花は葉腋に数個ずつつく。




11.10年10月01日 ハイメドハギ 長さ6〜7mmの蝶形花、白黄色で旗弁の紫色の斑紋があり、斑紋はメドハギより大きく目立つ。




12.10年10月01日 ハイメドハギ 花は葉腋に数個ずつつく。長さ6〜7mmの蝶形花、白黄色で旗弁の紫色の斑紋があり、斑紋はメドハギより大きく目立つ。花は紫色の部分が多く、花冠の紫色も濃い。白い葯は雄しべかよく解らない。もっとしっかり撮っておけばよかった。




13.11年10月委15日 ハイメドハギ 葉腋から種子が出ています。




14.11年10月委15日 ハイメドハギ 殻付き種子。




15.11年10月委15日 ハイメドハギ 表皮を剥いだ種子。




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