能代市風の松原植物調査

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ハナタデ(花蓼) (タデ科)1年草。


山野の林内や林縁などのやや湿ったところに多い。高さ30〜60cm。茎の下部は地をはう。

葉は互生し、卵形〜長卵形で、先は急に細くなり尾状にとがり(これが特徴)、中央部に黒っぽい斑紋があるものが多い。托葉鞘は筒形でふちに長い毛がある。

花序は細長くのび、紅色〜淡紅色の小さな花をつける。

そう果は3稜形で光沢のある黒色。別名ヤブタデ。

花期は8〜10月。日本全土。



01.09年09月25日 ハナダテ 風の松原内の道ばたや草地や藪に沢山生えています。風の松原内のハナタデは中央部に黒斑があるものが殆どのようである。丈80cmの個体でした。




02.13年09月06日 ハナタデ 採取した全草。枝わかれが激しい。




03.13年09月06日 ハナタデ 節々からの枝分かれの状態。




04.13年09月06日 ハナタデ 節から枝もでます。




05.13年09月06日 ハナタデ 根は長く根茎で増殖している。




06.13年09月06日 ハナタデ 下部の茎は薄い赤褐色で無毛、茎の切断面ですが円形で芯に髄が詰まっている。。写真右、上部の茎は緑色で無毛。




07.13年09月06日 ハナタデ 葉は互生。




08.13年09月06日 ハナタデ 部分的に托葉もある。写真右、必ず節に葉がつき、托葉鞘があり縁から毛がでる。長短の毛がみられます。節部は太い。




09.13年09月06日 ハナタデ 托葉鞘を開いてみた。托葉鞘は葉柄につき、透けて見ええる。長い芒がある。




10.13年09月06日 ハナタデ 標準的な花の形ですが卵形から長卵形です。左側が表側、右側が裏側。表裏とも薄っすらと、葉の中央部に班がある。




11.13年09月06日 ハナタデ 葉に班があり、葉の表側に毛がある。




12.13年09月06日 ハナタデ 先は急に細くなり尾状にとがるのが特徴。




13.13年09月0615.日 ハナタデ 葉の縁は全縁ですが、縁に毛がある。




14.13年09月06日 ハナタデ 歯の基部はくさび形。




15.13年09月06日 ハナタデ 葉柄1.5cm程度毛があります。




16.13年09月06日 ハナタデ 葉の裏側ですが毛がある。腺点ようなものが散在する。




17.13年09月06日 ハナタデ 茎頂に細長い花序をつけ紅色の小さ花をつける。




18.13年09月06日 ハナタデ 花被は5〜6深裂し、淡紅色を帯びる。花柄部にも葉鞘がある。




19.13年09月06日 ハナタデ 花の長さは2mm程度。花を半分に切断してみました。雄しべが5個見えません。解体するときに落ちたのかもしません。普通は7〜8と一定しないと図鑑にありました。雌しべは1個で花柱は3岐。




20.13年09月06日 ハナタデ 花の裏側で萼片ははっきりしません。




21.13年09月28日 ハナタデ 種子は三稜形で長さ3mm程。




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