能代市風の松原植物調査

植物名一覧表
科別一覧表
更新履歴
風の松原の成り立ち
風の松原に守られる人々の会 ボランティア活動
ルーペの会観察記録
シダの会観察会
参考図書
登山記録
リンク集



ハルザキヤマガラシ (春咲山芥子)(アブラナ科)多年草。


無毛。茎は直立、地際で数株に分かれ、上部でも分岐が多く高さ30〜80cm。

根生葉は有柄、羽状複葉となり頂の小葉はほぼ円形fで側小葉は2〜4対あって小さい
茎の上部の葉は互生、無柄、基部は耳形になって茎を抱く。葉面は濃緑色、やや厚くて光沢がある。

花は鮮黄色の十字形花で、直径6〜8mm。萼の先に小さな角状突起がある。花柱は子房とほぼ同長。果実(長角)の長さ5mmの細い柄があり果体は長さ2〜3cm嘴(残存花柱)は長さ1.8〜3mmで幅より大。種子と種子の間は軽くくびれる。

種子は長さ1mm余。種子と根茎により繁殖する。

花期は4〜6月。ヨーロッパ原産。



01.11年05月23日 ハルザキヤマガラシ  茎は無毛で高さ30〜70cm。茎は無毛で、直立し、上部でよく分岐する。




02.11年05月23日 ハルザキヤマガラシ 茎は無毛で稜がある。




03.11年05月23日 ハルザキヤマガラシ 葉は互生で、矢地は葉腋から枝分かれ。




04.11年05月23日 ハルザキヤマガラシ 上部の葉は無柄で基部は茎を抱き、厚く光沢がある。




05.11年05月23日 ハルザキヤマガラシ 根生葉と下部の葉は羽状に裂け、頂裂片は円形〜倒卵形で大きい。波状鋸歯がある。




06.11年05月23日 ハルザキヤマガラシ 茎下部の葉です。




07.11年05月23日 ハルザキヤマガラシ 左根生葉部の葉は、頭大羽状に全裂し、頂裂片は広卵形で鈍頭。右側は側小葉は2〜4対あって小型、円頭の歯牙が少数ある。




08.11年05月23日 ハルザキヤマガラシ 葉の表側は無毛。




09.11年05月23日 ハルザキヤマガラシ 葉の裏側は脈が浮きでており無毛。




10.11年05月23日 ハルザキヤマガラシ 葉の先に円頭の歯牙が少数ある。




11.11年05月23日 ハルザキヤマガラシ 基部は耳形となって茎を抱き、羽状に深裂〜浅裂。写真下は中部以上の基部。




12.11年05月23日 ハルザキヤマガラシ 枝分かれした枝先に総状花序に花をつける。




13.11年05月25日 ハルザキヤマガラシ 花は鮮黄色の十字形花(4弁花)で、茎6〜8mm。




14.11年05月23日 ハルザキヤマガラシ 萼片4個。萼の先に小さな角状突起がある(記録できなかった)。花柄無毛。




15.11年05月23日 ハルザキヤマガラシ A=雌しべ柱頭。B=雌しべ花柱無毛。C=子房無毛。子房と柱頭のな傘ほぼ同等。D=雄しべ花糸無毛。




16.13年06月03日 ハルザキヤマガラシ 角果は長さ3〜5cm。




17.ハルザキ13年06月26日 ハルザキヤマガラシ 種子扁平で卵形。長さ0.5mm紡錘形。




inserted by FC2 system