能代市風の松原植物調査

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ヘラオオバコ(箆大葉子) (オオバコ科)多年草。

帰化植物。道端に生える。葉は全て根生。葉は披針形で直立し長さ10〜20cm、幅1.5〜3cm、多少白毛がある。

葉の縁が縮んで波を打つ。葉柄には立った淡褐色の毛があるのが普通。

花茎は高さ20〜70cmとなり、縦に5つの溝がある。花は帯白色。花穂は密に多数の花をつけ長さ3〜4cm、幅1cm。苞はうすく乾膜質透明でやや円形、先は鋭尖形。
萼は苞とほぼ同長で膜質透明、4片の中2片はひっつき、長さ2.5mm、緑色の肋上にまばらに毛がある。花柱は10mmも長く花外につき出し、葯は長さ2〜2.5mm。

種子は2個で黒褐色、長楕円形、長さ2〜2.5mm、背面にふくれ、腹面は平で溝状の凹みがある。

花期は6〜7月。ヨーロッパ原産。



01.11年08月14日 ヘラオオバコ オオバコより大きく高いが、オオバコのような踏みつけ耐性はない。




02.09月05月10日 ヘラオオバコ ヘラオオバコは株状に生育し、この個体は、一つの株から6本の花茎が出ています。葉は10〜30cmで細長く、ヘラ形ですべて根生する。花茎は蕾をつけたまま伸び上がり、先端に円柱形の花穂をつける。




03.11年08月14日 ヘラオオバコ 根は白く広がって伸びている。以外と上部で、根張りもあります。根は白く広がって伸びている。以外と上部で、根張りもあります。




04.10年05月18日 ヘラオオバコ 根生葉。




05.10年05月18日 ヘラオオバコ 茎は根本から立ち上がり有毛で稜があり、写真左下の断面は五角形をしてる。




06.省略。


07.11年08月14日 ヘラオオバコ 葉は細長く、ヘラ形ですべて根生する。葉の表裏ですがこのように見るとどちらも色は緑色で、同じように見える。左表側。右側裏面です。葉柄の基部は赤褐色になっている。基部は長い楔形で柄との境が不明瞭。




08.11年08月14日 ヘラオオバコ 葉の脈は平行で明瞭です。葉の裏側は、脈が浮きでており,主脈の脇、左右に3本ずつの側脈があります。白く長い毛があります。縁が縮れる。




09.11年08月14日 ヘラオオバコ 葉の表側の長い白毛が疎らにある。




10.10年05月18日 ヘラオオバコ 葉の先は鋭尖形で白く長い毛があります。




11.11年08月14日 ヘラオオバコ 葉の縁は無鋸歯。縁が縮れて波打つ。矢印は等間隔に点が見える。これは歯牙でしょうか?。




12.11年08月14日 ヘラオオバコ 葉の裏の脈状に白く長い毛があります。




13.10年05月18日 ヘラオオバコ 葉柄にも白く長い毛がある。




14.11年08月14日 ヘラオオバコ 葉の断面ですが上が表面。下が裏面です。葉の裏側の脈の突出と長い毛の様子が分かります。




15.10年05月18日 ヘラオオバコ 初めは雌しべの糸のような花柱が緑色の花冠から飛び出す。雌しべの受粉が終わるころ、花冠は白緑色で4裂し平開する。




16.11年08月14日 ヘラオオバコ 雌しべの受粉が終わるころ、花冠は白緑色で4裂し平開するが、雄しべが花冠の外に長く突き出て、穂を取り巻くように環状に付き、淡い黄白色の葯が良く目立つ。




17.11年08月14日 ヘラオオバコ 写真上は果穂を縦に切断したものです。雌しべの糸のような花糸が緑色の花冠から出る。写真下は横断面で雌しべが出ている。




18.11年08月14日 ヘラオオバコ 花冠は白緑色で4裂し平開するが、花の外に長く飛び出した雄しべが、穂を取り巻くように環状に付き、淡い黄白色の葯が良く目立つ。




19.11年08月14日 ヘラオオバコ 雄しべ花糸は白く長く無毛で、先に淡い黄白色の葯が良く目立つ。花は花弁がなく、A=花冠は4枚の萼片からなる。B=花糸4個で白色で無毛。C=葯。雌しべの記録忘れ。




20.11年08月12日 ヘラオオバコ 種子は長さ約2.5o、1蓋果に1〜2個。




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