能代市風の松原植物調査

ヒメヘビイチゴ（姫蛇苺）　（バラ科）多年草 。


山地の草原や水田の休耕田に生える。茎は地を這う。

葉は3出複葉の3小葉からなり小葉は長さ1〜3cmで薄く、鋸歯があり裏面は粉白色。長い葉柄があり、基部に托葉がある。托葉は長さ3.5〜8�o、幅2.5〜4.5�o、全縁から数個の鋸歯がある。

花は黄色の5弁花で径約7mm。葉と対してつく。

花期は6〜8月。日本全土。



０１．１４年０５月２９日　ヘメヘビイチゴ　ようやく解りました。今の時期風の松原内の散策道の付近に群生しています。

０２．１４年０５月２９日　ヘメヘビイチゴ　採取した資料ですが丈35cmの固体。意外と高く伸びている。

０３．１４年０５月２９日　ヘメヘビイチゴ　根は10cm程度あり、匐枝を地上に伸ばして生育している。

０４．１４年０５月２９日　ヘメヘビイチゴ　茎に毛がある。下写真は茎のだんめんですが円形です。

０５．１４年０５月２９日　ヘメヘビイチゴ　葉は三出複葉。下は葉の表裏側です。標準的な固体。頂小葉長さ27mm幅17mm。側小葉長さ23mm幅13mm。葉柄長いもので45mm以下。

０６．１４年０５月２９日　ヘメヘビイチゴ　葉の表側白い刺状の毛が散生。

０７．１４年０５月２９日　ヘメヘビイチゴ　葉先は鋸歯状で尖る。

０８．１４年０５月２９日　ヘメヘビイチゴ　葉の縁は鋸歯がある。

０９．１４年０５月２９日　ヘメヘビイチゴ　頂小葉と側小葉のの基部はくさび形。

１０．１４年０５月２９日　ヘメヘビイチゴ　花柄に毛がある。

１１．１４年０５月２９日　ヘメヘビイチゴ　葉の裏側の脈状に、白い刺状の毛がある。

１２．１４年０５月２９日　ヘメヘビイチゴ　基部に托葉は必ずあり最下段の写真は托葉の表裏側で無毛です。鋸歯はなし。

１３．１４年０５月２９日　ヘメヘビイチゴ　花弁5個。取り巻く雄しべ18個？で葯が赤茶色。

１４．１４年０５月２９日　ヘメヘビイチゴ　花茎は10mmの固体。細いのが萼片で幅が広いのが副萼片で萼片の下にある。

１５．１４年０５月２９日　ヘメヘビイチゴ　1個の花弁の長さ4.5mm幅4mmmの卵形〜円形の個体

１５．１４年０５月２９日　ヘメヘビイチゴ　1個の花弁の長さ4.5mm幅4mmmの卵形〜円形の個体

１６．１４年０５月２９日　ヘメヘビイチゴ　上は花弁を取り除いた柱頭ですが、雄しべ葯は黒く見える。下は果実を縦に節電したもの。もうこれ以上は果実が生長死にようです。白いのが付属体？でしょうか？矢印。

１７．１４年０５月２９日　ヘメヘビイチゴ　雄しべは黄色で長さ1mm。葯は赤茶色〜黒褐色。

１８．１５年０５月３０日　ヒメヘビイチゴ　果実は熟しても赤くならない。

１９．１５年０５月３０日　ヒメヘビイチゴ　果実を縦に切断した資料。

２０．１５年０５月３０日　ヒメヘビイチゴ　種子は0.8mm程度の固体。