能代市風の松原植物調査

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ヒメミカンソウ(姫蜜柑草) (コミカンソウ科)1年草。

畑や道ばたに生える。茎は細く少数の枝を出し高さ15〜40cm。やや斜めに傾く。コミカンソウの葉は横枝だけにつくが、ヒメミカンソウは茎にも葉がつく。

葉は長さ7〜17mm、幅2〜5mmで長楕円形〜披針形で無毛で、ほとんど無柄。

葉腋に雄花と雌花が混じって2〜4個つく。雌雄同株で花は雌花の萼は6個、ごく小さく果時はややそりかえる。
雄花は萼が4または5個、雄ずい2個、4個の腺体がある。
雌花の花被は片は6個で、花柱は3裂し裂片はさらに2浅裂するのでヒトデがが花の上にのっているように見える。

さく果は扁球形で1〜4mmの柄があり、淡黄緑色、径約2.5mm。

花期は8〜10月。本州、四国、九州、沖縄。



01.14年07月17日 ヒメミカンソウ 茎はやや斜めに傾き生育し、茎にも葉がつく。




02.14年07月17日 ヒメミカンソウ 採取した個体ですが丈5cm程度の個体で、枝分かれした茎に葉がつく。




03.14年07月17日 ヒメミカンソウ 根は少なく太いが根の力は強い。




04.14年07月17日 ヒメミカンソウ 茎は無毛で、稜があり、断面は楕円形で両サイドが尖っているように見える。




05.14年07月17日 ヒメミカンソウ 葉は互生。




06.14年08月04日 コミカンソウ コミカンソウの葉は横枝だけにつくが、ヒメミカンソウは茎にも葉がつく。




07.14年08月04日 コミカンソウ 写真上は葉の表側。写真下は葉の裏側で果実がぶら下がっている。




08.14年07月17日 ヒメミカンソウ 採取するとすぐにこのように葉が閉じてしまう。カタバミと同じような構造を持つのか?。下写真は葉柄のアップで帰路期したものです。




09.14年07月17日 ヒメミカンソウ 標準的な葉の表裏。葉の長さ10mm幅4〜5mm。葉の形は長楕円形〜披針形。




10.14年07月18日 葉の表側無毛。




11.14年07月17日 ヒメミカンソウ 葉の縁は全縁。




12.14年07月17日 ヒメミカンソウ 葉先鈍頭。




13.14年07月17日 ヒメミカンソウ 葉の基部は円形から広いくさび形。柄は短く1mm程度。




14.14年07月17日 ヒメミカンソウ 葉の裏は無毛で非常に白く見える。




15.14年08月04日 コミカンソウ さく果は扁球形で1〜4mmの柄があり、淡黄緑色、径約2.5mm。




16.14年07月17日 ヒメミカンソウ 上は下から見た果実。ヒトデがが花の上にのっているように見える。中は果実を縦に切断した断面。下は横に切断した断面。




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