ヒロハノカワラサイコ(広葉の河原柴胡) (バラ科)多年草。
日当たりのよい河原や砂地に生える。根元で分枝して這い、四方に伸び、広がり、長さ10-25pになる。
葉は奇数羽状複葉で中裂しています。小葉は7-13個で裂片の幅が広い。小葉の間には、付属の小葉片はありません。裏面に白い綿毛が密生する。
花は黄色で、直径1-1.5pで黄色。花弁は倒卵形、萼片、副萼片は5個。雄しべ多数。雌しべは多数あり花床の上に密集してつき、花の後それぞれが粒状の硬いそう果になる。
花の下に若い果実がある。がく片と副がく片に包まれる。熟すと開く。がく片の背面は白い綿毛に覆われ、茎にも白毛が多い。(近縁種のカワラサイコは小葉が15-29個で裂片の幅が狭い。、全体が白っぽく見えません。河岸・沿海地で無草地か疎生地などに生育します。)
花期:6-8月。北海道、本州(中部地方以北)。
追・09年以降枯死し、風の松原内になくなりました。記録はこれだけです。
01.09年07月31日 ヒロハノカワラサイコ 根元で分枝して這い、四方に伸び、広がり、長さ10-25pになる。
02.09年07月31日 ヒロハノカワラサイコ 茎に毛がある。
03.09年07月31日 ヒロハノカワラサイコ 葉は奇数羽状複葉で中裂しています。小葉は7-13個で裂片の幅が広い。小葉の間には、付属の小葉片はありません。裏面に白い綿毛が密生する。
04.09年07月30日 ヒロハノカワラサイコ 花は黄色で、直径1-1.5pで黄色。花弁、萼片、副萼片は5個。写真下は花被が1枚落としたもの。