能代市風の松原植物調査

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ホウズキ(酸漿) (ナス科)多年草。


日本には古い時代に渡来したと考えられている。ふつう庭などに栽培される。高さ60〜90cm。地下茎を長く伸ばして増える。

葉は互生するが、ときに節に2個ずつついて対生しているように見え、長さ5〜12cm、幅3〜9cmの広卵形、ふちに大きな鋸歯がある。

葉腋から長い花柄をだし、淡黄白色の花を下向きにつける。花冠は杯形で直径約1.5cm、先は浅く5裂して平開し、5角形。中心部は淡緑色で、全体に白い毛が多い。
花糸は葯の背面についてる。萼は短い筒状で先は5裂する。

花が終わると萼は大きくふくれて長さ4〜6cmになり、液果を包む。熟すと赤橙色になる。液果は直径1〜1.5cmの球形で赤く熟す。種子は多数で卵形で扁平で長さ1.5mm淡褐色で光沢が無い。

花期は6〜7月。アジア原産。



01.13年09月19日 ホウズキ 林内の薄暗い一日中日が当たらない所に自立できずに、他のものに寄りかかって生育。




02.13年09月19日 ホウズキ 採取してみたホウズキですが丈70cm位。




03.13年09月19日 ホウズキ 根は手で簡単に引き抜ける。根は地下茎を長く伸ばして増える。




04.13年09月19日 ホウズキ 茎は無毛で茎の断面は殆ど円形です。




05.13年09月19日 ホウズキ 節の所で茎が曲がり、写真左上のように肥厚する。




06.13年09月19日 ホウズキ 図鑑によると葉は互生。




07.13年09月19日 ホウズキ 標準的な葉の形ですが、葉質は薄く弱々しく、葉は広卵形。葉身11cm、内柄は4.5cm、巾7cm程度でした。さ左側表、右側裏側。




08.13年09月19日 ホウズキ 葉の表側無毛。




09.13年09月19日 ホウズキ 葉の先尖る。




10.13年09月19日 ホウズキ 葉の縁の形。写真左、鋸歯があるのと、写真右、波を打つのがある。




11.13年09月19日 ホウズキ 歯の基部は円形からくさび形。




12.13年09月19日 ホウズキ 葉柄は4.5cm程度で、柄に翼があり、無毛。




13.13年09月19日 ホウズキ 葉の裏側に微毛が散生しているようです。




14.13年09月19日 ホウズキ 1本の茎に2個の果実しかつけていない個体が多かった。




15.13年09月19日 ホウズキ 果実は葉腋からでて垂れ下がるようにしてつきます。花柄無毛では3.5cm程。




16.13年09月19日 ホウズキ 真上から見た果実を包む萼は5個。




17.13年09月19日 ホウズキ 萼に包まれた果実。




18.13年09月19日 ホウズキ 果実は液果で殆ど円形で径2cm程度。果実を半分に切断したものですが種子が沢山入っている。




19.13年09月19日 ホウズキ 種子は偏平で2.5×2.5mm程度で不揃いな形をしています。




20.13年09月19日 ホウズキ 葉痕は半円形で維管束1個のようです。




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