能代市風の松原植物調査

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イヌイ(犬藺)=ヒライ=ネジイ (イグサ科)多年草。 

海岸近くの湿地に自生する湿地植物。

地下茎は太く、横走して芽を出す。茎は扁平で捩れる。根茎の断面は円形で放射状(この言葉が適切かどうか分かりません。写真を見てください)になっており空洞が沢山ある。これが特徴。

花被片は長楕円状披針形で鋭頭、背部は緑褐色、側部は黒褐色で光沢がある。

刮ハは長卵形、鋭頭〜凸頭、黒褐色で光沢があり、長さ3.7mm(4〜5mm)。

イグサにも似るが茎や花柱が捻れる点が異なる。捻れは激しく、一見茎が太くなったり細くなったりしてるように見える。

花期:6〜9月。北海道、本州、千島、カラフト海岸の砂地のや平地。



01.14年06月02日 イヌイ 日当たりののよい湿地帯に生育。丈50cmでこのように群生している。下写真は上から。




02.14年06月02日 イヌイ 採取した固体は茎に葉は一枚もつきません。丈50cm。葉先の下約10cm位下に花穂がつく。根茎は横に這い増殖している。




03.14年06月02日 イヌイ 横走する根茎。断面aと断面bは別写真。




04.14年06月02日 イヌイ 断面aとbの、根茎の断面はこのように放射状になって空洞を作っています。これが特徴。




05.14年06月02日 イヌイ 断面aの、太い根茎の断面はこのように放射状になって空洞を作る。




06.14年06月02日 イヌイ 写真左は、葉は捻れて伸びる。写真右は、葉の幅2mmで厚さは0.5mm。




07.14年05月31日 茎は無毛でスベスベしておりよじれて伸び、茎は厚い。茎の断面は楕円形。




08.14年06月02日 イヌイ 基部の鞘は赤褐色で新鞘が出来ている。




09.14年05月31日 茎からでる花穂は3本であった。




10.14年05月31日 花穂の出す葉腋部?(表現が解りません)のアップ。




11.14年05月31日 花柄は無毛で、現在の長さは15mmの固体。




12.14年05月31日 写真左、花穂につく小花は非常に少ない。写真右、1個の小花は4mmでまだ花は開いてません。



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