能代市風の松原植物調査

植物名一覧表
科別一覧表
更新履歴
風の松原の成り立ち
風の松原に守られる人々の会 ボランティア活動
ルーペの会観察記録
シダの会観察会
参考図書
登山記録
リンク集



マイズルソウ(舞鶴草) (ユリ科)多年草。

山地から亜高山帯の針葉樹林内に生える。

根茎は長くはう。茎は高さ10?25cm。

葉は長さ2?4cmの柄があり、卵心形で長さ3?7cm、先はとがり、基部は深い心形。

茎頂に白色の小さな花を多数総状につける。花被片は4個、長さ約2mmでそり返る。雄しべ4個。雌しべ1個。

果実は球形の液果で直径5?7mm、赤く熟す。

花期は5?7月。北海道?九州。



01.13年05月23日 マイズルソウ 生育状況。風の松原内に群生地がもの凄く増えてきている。




02.13年05月23日 マイズルソウ 葉を2枚広げた姿が、鳥が舞う姿にたとえたそうです。




03.13年05月23日 マイズルソウ 草を除去して立ち姿を見たものです。




04.13年05月23日 マイズルソウ 採取した個体の高さ23cm茎が真っ直ぐに伸び上部で枝分かれして花のつくのと葉だけの茎に別れる。花のつく葉は小さい。




05.13年05月23日 マイズルソウ 根は地中を走り、根茎を伸ばしてそこから又茎を立ち上げて伸びて行く。根は太い。大群落を作る。




06.13年05月23日 マイズルソウ 茎には縦縞が稜がある。茎の断面は歯車のようです。




07.13年05月23日 マイズルソウ 茎の下部に薄く膜質の包葉?の様なものがある。




08.13年05月23日 マイズルソウ 左が花のつかない葉です。大きいのが特徴。右が花のつく方の葉で小さいです。葉はこの2枚しかつきません。葉は縦9cm。巾8cmでした。葉裏に葉脈が浮きでる。葉の形は卵心形。




09.13年05月23日 マイズルソウ 葉表側無毛。




10.13年05月23日 マイズルソウ 葉の先尖る。




11.13年05月23日 マイズルソウ 葉の縁ですが葉がよじれているせいかもしれませんが私には緩やかな波状の鋸歯がある。




12.13年05月23日 マイズルソウ 葉の基部は腎形から心形。葉がよじれていて、半分に折って見ても非対称です。




13.13年05月23日 マイズルソウ 葉柄は無毛。




14.13年05月23日 マイズルソウ 花は茎頂に白色の小さな花を多数総状につける。




15.13年05月23日 マイズルソウ 総状の花。




16.13年05月23日 マイズルソウ 花序を横断手的に切断し真上から記録。花は花軸から2個でており、十字対生のように見える。




17.13年05月23日 マイズルソウ A=雌しべ柱頭。B=雌しべ柱頭。C=子房。D=雄しべ4個で葯薄い橙色。E=雄しべ花糸。F=花被片4個後ろに反り返る。花の大きさは5mm程度。全部無能。




18.13年05月23日 マイズルソウ A=雌しべ柱頭は2裂しているように見える。柱頭は2裂しているようです。他の記号は17と同じ。写真下は雌花を横から記録。




19.13年05月23日 マイズルソウ 1個雄しべの長さ2mm。




20.13年05月23日 マイズルソウ 花を後ろから見たもので萼片は確認できませんでした。荒れが4個だろうと思います。宿題。




21.13年05月23日 マイズルソウ 花柄は5mmで無毛。




22.09年07月07日 マイズルソウ 液果は球形で赤く熟す。非常にきれいで宝石を見ているようです。




23.13年09月29日 マイズルソウ 液果は多少円形でなく楕円形に見え、白色である。




inserted by FC2 system