マムシグサ(蝮草) (サトイモ科)多年草。
湿った林内に生える。偽茎には紫褐色の斑点がある。
葉は2個つき、小葉は7?15個。
仏炎苞は淡緑色?淡紫色で白いすじがあり、舷部は長くのびる。花序の付属体は直径6?7mm。
果実は赤く熟す液果。
花期は4?6月。関東地方以西?九州。
01.10年05月19日 マムシグサ 風の松原内に沢山あります。日陰地でやや湿ったところで生育しているようです。
02.08年10月04日 マムシグサ 茎の表面は蝮と同じような色です。無毛です。
03.10年05月19日 マムシグサ 茎は一見太く見えるが、断面を見ると、2枚の葉の葉鞘で厚く囲まれており(さらに外側は、薄い鱗片葉の葉鞘が取り囲む)、本当の茎は意外と細い。外側から見える太い茎は、中を通っている細い真の茎と区別して「偽茎」と呼ぶ。
04.10年05月19日 マムシグサ 葉は互生。小葉が7個から15個つきます。この個体は多くて10個です。
05.10年05月19日 マムシグサ 葉の表裏ですが楕円形で縁は波形です。側脈が縁まで達しなくて、側脈を囲むようになっています。
06.10年05月19日 マムシグサ 葉の表側ですが無毛です。白い脈が目立ちます。
07.10年05月19日 マムシグサ 葉の縁は全縁のようですが、縁は波を打っています。
08.10年05月19日 マムシグサ 葉の基部ですが葉柄はなく基部はくさび形です。
09.10年05月19日 マムシグサ 葉の先端は鋭く尖り尾状形です。
10.10年05月19日 マムシグサ 葉の裏側です。主脈が白く浮きでていて、側脈が不規則に出ています。無毛です。
11.10年05月19日 マムシグサ 仏炎苞をめくると、鮮やかな白い筋(白条)が縦に走っている。付属体がのぞいている。
11.10年05月19日 マムシグサ 仏炎苞をめくると、鮮やかな白い筋(白条)が縦に走っている。付属体がのぞいている。
13.08年10月04日 マムシグサ 花後に仏炎苞や付属体などは枯れ、秋になると、雌株の子房が肥大し真っ赤に熟します。トウモロコシ状になった果実。それにしてもマムシの頭に似ています。
14.10年10月30日 マムシグサ 果実が熟し種子を落としいるのか、鳥が食べているのか解りません。
15.09年11月22日 マムシソウ 1個の種子に1〜2個の多少変形はしていますが、丸く、白い種子が入っています。