能代市風の松原植物調査

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マサキ(柾) (ニシキギ科)常緑低木。

海岸近くの林内や林縁、暖地に多い。高さ2?6mになる。

樹皮は暗褐色。縦に浅い溝がある。本年枝は緑色で丸い。

冬芽は、長卵形。芽鱗は6?10個、十字対生状に並ぶ。

葉は対生。まれに互生する。葉身は長さ3?8cm、幅2?4cmの楕円形。ふちには浅い鋸歯がある。質は厚く、両面とも無毛。葉柄は長さ約1cm。

葉腋から集散花序を出し、黄緑色または緑白色の花を7?15個つける。
花は直径約7mm。花弁、萼片、雄しべは4個。花盤が発達し、雄しべは花盤のふちにつく。

果実はさく果。直径6?8mmの球形で、11?1月に紅色に熟し、4裂する。種子は橙赤色の仮種皮に包まれ、落ちずにぶら下がる。

花期は6−7月。北海道南部−沖縄。



01.08年11月16日 マサキ 風の松原内でヤツデと一緒に生育していました。




02.13年04月12日 マサキ 樹皮は暗褐色で縦に浅い溝がある。





03.13年04月12日 マサキ 枝は主幹間から結構張り出しており込んでいる。




04.13年04月12日 マサキ 枝は緑色。




05.08年11月16日 マサキ 真上から見た葉ですが、葉は対生です。




06.08年11月16日 マサキ 葉の裏側ですが、葉は対生なのがよく分かると思います。枝は緑色です。




07.13年04月12日 マサキ 葉の形。葉は革質で厚く表面は光沢がある。長さ3〜7cmの楕円形又は倒卵形で、葉の表面側に巻く傾向にあります。これは両面テーポで固定して記録しています。




08.13年04月12日 マサキ 長さ7cmの標準的な葉の表裏。




09.13年04月12日 マサキ 葉の表側無毛。白く見えるのは傷です。




10.13年04月12日 マサキ 葉の先は鈍頭。




11.13年04月12日 マサキ 葉の縁に浅い鋸歯がある。




12.13年04月12日 マサキ 葉の基部はくさび形。 -




13.13年04月12日 マサキ 葉柄は1cm位で無毛。




14.13年04月12日 マサキ 葉裏は無毛。




15.10年07月24日 マサキ 葉腋から集散花序を出します。緑白色の花を多数開く。




16.10年07月24日 マサキ 花弁は4個あり、緑がかってあまり目立たない。雌しべ柱頭十字。




17.10年07月24日 マサキ 雄しべも4個、雌しべが1個です。雄しべは花盤の縁につく。雌しべは東京タワーのように見える。




18.08年01月04日 マサキ 刮ハは球形。成熟すると4裂し、鮮やかな朱色の仮種皮に包まれた種子が顔を覗かせる。種子は、1〜4個。しばらくの間、落ちずに、裂開した果皮に残る。




19.11年12月31日 マサキ 仮皮種を取ってみた種子は白い。




20.13年04月12日 マサキ まだ種子がついていました。




21.13年04月12日 マサキ 胚乳と黄色のが胚でしょうか。




22.13年04月12日 マサキ 頂芽。




23.13年04月12日 マサキ 冬芽は長卵形で芽鱗は6〜10個。




24.13年04月12日 マサキ 葉痕。維管束1個のように見える。



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