能代市風の松原植物調査

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ミヤコグサ(都草) (マメ科)多年草。

道ばたや草地、海岸などに生える。茎は地をはって広がり、長さ15?35cmになる。葉とともにほとんど毛がない。
葉は三出複葉。5個の小葉があるようにも見えるが、基部の2枚は托葉。
小葉は長さ0.6?1.3cm、幅3?8mmの倒卵状楕円形。葉腋からのびた花柄の先に鮮やかな黄色の蝶形花が散状に1?3個つく。花序の基部には3個の総苞がある。
花は長さ1?1.5cm。2個の竜骨弁は合着して筒状になり、ここに花粉がたまる。竜骨弁の先端に穴があり、昆虫の動きが刺激となり、この穴から花粉が押し出されてくる仕組みになっている。この時期の雌しべは受粉能力がなく、花粉がでたあと筒の外に伸びて、柱頭がこすられると受精できるようになる。
豆果は長さ2?3.5cmで熟すと2裂し、果皮がねじれて黒い種子をとばす。
花期は5?6月。
日本全土。



01.10年06月02日 ミヤコグサ 一つの株から茎が放射状に広がる。茎はふつう地表をはい、裸地状の場所ではそれが顕著になる。 草ヤブでは他種と競合するため、茎は斜上し、より高く伸びようとする。茎は地面を這い、葉とともにほとんど毛がない。




01.10年06月02日 ミヤコグサ 一つの株から茎が放射状に広がる。茎はふつう地表をはい、裸地状の場所ではそれが顕著になる。 草ヤブでは他種と競合するため、茎は斜上し、より高く伸びようとする。茎は地面を這い、葉とともにほとんど毛がない。




03.10年06月02日 ミヤコグサ 下部の茎は赤褐色で無毛。上部の茎は緑色で無毛。 茎は稜があり、葉とともにほとんど無毛、粉白色を帯びる。




04.10年06月02日 ミヤコグサ 葉は奇数羽状複葉で無柄、基部に微小な托葉がある。




05.10年06月02日 葉は3出複葉で、小葉は長さ0.6?1.3cm、幅3?8mmの倒卵状楕円形。葉の裏と柄無毛。




06.10年06月02日  ミヤコグサ 葉腋からのびた花柄の先に鮮やかな黄色の蝶形花が散状に1?3個つく。




07.10年06月02日 ミヤコグサ 写真下は翼弁を取り除いた記録です。花は長さ1?1.5cm。2個の竜骨弁は合着して筒状になり、ここに花粉がたまる。竜骨弁の先端に穴があり、昆虫の動きが刺激となり、この穴から花粉が押し出されてくる仕組みになっている。この時期の雌しべは受粉能力が萼は5個。




08.11年08月04日 ミヤコグサ 沢山の豆果をつけていました。豆果は線形で、長さ2〜3.5cm、熟すと2片に裂け、20個内外の種子を入れる。




09.11年08月13日 ミヤコグサ 豆果は長さ2?3.5cmで熟すと2裂し、果皮がねじれて黒い種子をとばす。種子は1mmほどで変円形。




09.11年08月13日 ミヤコグサ 豆果は長さ2?3.5cmで熟すと2裂し、果皮がねじれて黒い種子をとばす。種子は1mmほどで変円形。




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