能代市風の松原植物調査

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ミヤコワスレ
(都忘れ) (キク科)多年草又は1、2年草。

山地の陰地に育ち、20〜50cm。耐寒性がある。
根出葉は長楕円形で葉柄があり、上部の葉も長楕円形で葉柄が短くなっていく。いずれも鋸歯があり、葉は互生。
舌状花の花冠が幅広い。花(頭状花序)は側枝の先端に単生する。散房花序に花を咲かせる。筒状花は両性。筒状花ともにがます。
花が終わった後に根出葉の葉腋から吸枝が発生します。基部が木質状の種もあるようです。風の松原内にあったものは木質化をしている。
ミヤマヨメナより舌状花の花冠が幅広い。
花期 5〜6月。在来種(栽培種)。
本州、四国、九州。



01.11年06月10日 ミヤコワスレ 風の松原内では松の脇でやや湿った一日中日があたらない日陰地で生育。




02.11年06月10日 ミヤコワスレ 株状になっているものを1本だけ採取。茎は多少曲がりながら伸びている。葉は互生。




03.05.11年06月10日 ミヤコワスレ 根は大きくて強い根張りがあります。花後の吸枝は未記録。




04.11年06月10日 ミヤコワスレ 茎は無毛。茎は硬く稜があり楕円形。




04−1.11年06月10日 ミヤコワスレ 葉は互生。葉は倒披針形~長楕円形。左側から下部の葉で右側にいけば上部の葉になります。下部の葉の葉柄は流れるような翼があり、上に行くほど丙が短くなります。




05.11年06月10日 ミヤコワスレ 葉の表側有毛。葉裏側は無毛。




06.11年06月10日 ミヤコワスレ 鋭い鋸歯がある。




07.11年06月10日 ミヤコワスレ 葉先は尖る。




08.11年06月10日 ミヤコワスレ 葉柄は流れるように翼があり基部は楔形です。




09.11年06月10日 ミヤコワスレ 花(頭状花序)は側枝の先端に単生してつける。




10.11年06月10日 ミヤコワスレ この個体の花の色は紫色。舌状花は13個。




11.11年06月10日 ミヤコワスレ 総苞片。舌状花は10個。




12.11年06月10日 ミヤコワスレ 舌状花は長楕円形で先は鈍頭。矢印は花冠部




13.11年06月10日 ミヤコワスレ 筒状花から柱頭が出ている。




14.11年06月10日 ミヤコワスレ 筒状花を半分に切断したものです。




15.11年06月10日 ミヤコワスレ 1個の筒状花。




16.11年09月12日 ミヤコワスレ 冠毛はとうとう見られなかった。種子は長さ2mm程で線形で隆起線が入る。




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