能代市風の松原植物調査

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ミヤマメシダ(深山雌羊歯) イワデンタ科 夏緑生。

特徴は2回羽状複葉で、下の羽片が短く、黒褐色でツヤのある捻れた鱗片が葉柄につく。
根茎は斜上し葉を束生する。
葉柄は葉身の半長以下か個体差があって半分のもある。わら色だが紅色を帯びることもある。
鱗片は殆ど黒色か暗褐色で光沢があり、しゃきっと硬く捻れており披針形で全縁。
葉身は長楕円状披針形で長さ60cm巾20cmに達し、下部は狭くなり、2回羽状複生。やわらかい草質で無毛。
羽片は披針形で長さ10〜20cm巾2.5〜5cmで、短い柄があるか、ほとんど無柄。
小羽片は三角状披針形で鋭尖頭で深く切れ込む。
胞子嚢群は裂片の中肋近くにつき、苞膜は半月か鉤形で辺縁は細かく裂ける。
鱗片葉はほとんど黒色か暗褐色で光沢があり、ねじれている。披針形、全縁。
北海道本州(中部地方以北及び鳥取県)で高山帯から亜高山帯の林中や草原に生じしばしば群生する。



01.12年05月13日 ミヤマメシダ 生育姿。湿った日陰地に生生育。1枚の葉ですが最下羽片が多少ハの字型で上に跳ね上がる。




02.12年05月13日 ミヤマメシダ 根茎は葉柄が立ち上がって放射状に開く。




03.12年05月13日 ミヤマメシダ 葉の固体採取葉。柄は40cm、葉身40cmの固体。




04.12年05月13日 ミヤマメシダ 茎は僅かですが、まばらに毛があるようです。茎の断面参考。




05.12年05月13日 ミヤマメシダ 葉柄基部の鱗片はほとんど黒色か暗褐色で光沢があり、ねじれている。基部付近の鱗片と中間部の鱗片。




06.12年05月13日 ミヤマメシダ 鱗片は捻れており、披針形で全縁。




07.12年05月13日 ミヤマメシダ 羽片は互生で、2回羽状複葉。




08.12年05月13日 ミヤマメシダ 羽片は披針形で長さ10〜20cm巾2.5〜5cmで、短い柄があるか、ほとんど無柄。




09.12年05月13日 ミヤマメシダ 小羽片は三角状披針形で鋭尖頭で深く切れ込む。




10.12年05月13日 ミヤマメシダ 葉の表裏とも無毛。




11.12年05月13日 ミヤマメシダ 小羽片の葉先端は尖る。




12.12年05月13日 ミヤマメシダ 小羽片に鋸歯がある。




13.12年08月03日 ミヤマメシダ 胞子嚢群は裂片の中肋近くにつき、苞膜は半月か鉤形で辺縁は細かく裂ける。





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