能代市風の松原植物調査

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ニラ(韮) (ユリ科)多年草。


全体に特有の臭気がある。鱗茎は小さく、シュロ状の毛に包まれ、横に連なって地中を走る。

葉は長さ20〜30cmの偏平な線形。葉は向かい合って、二列に出、葉は柔らかく、その基部は一番外側の葉が作る膜状の鞘で包まれる。

花茎は高さ30〜50cmになり、先端に白い花を散形状に多数つける。花被片は長さ5〜6mm狭長楕円形で先は尖る。花弁3個、残りの3個は苞。雄しべは6個。雌しべ1個。子房は3室になっており、熟すと溝の部分から割れて種子が散布される。

花期 8〜9月。インド、パキスタン、中国、日本全土。



01.12年09月07日 ニラ 道路沿いに沢山生育しています。




02.12年09月07日 ニラ 根本基部にhsは沢山の茎が草生してでる。




03.12年09月07日 ニラ 採取して分けてみた花茎は丈55cm。→は葉鞘部。




04.12年09月07日 ニラ 根は横走しており根張りは強い。




05.12年09月07日 ニラ 葉は線形でスベスベしている。




06.12年09月07日 ニラ 葉の表側無毛で、葉は肉厚である。写真下は葉の断面。




07.12年09月07日 ニラ 葉先は鋭頭。




08.12年09月07日 ニラ 葉の裏側無毛。




09.12年09月07日 ニラ 有花茎の茎の断面は変形円。




10.12年09月07日 ニラ 沢山の花が苞に包まれている。矢印が苞。




11.12年09月07日 ニラ 開花。先端に白い花を散形状に多数つける。




12.12年09月07日 ニラ 花被片は長さ5〜6mm狭長楕円形で先は尖る。A=花弁3個、残りの3個B=苞。雄しべは6個で花糸は白色で無毛。葯はは茶色。雌しべ1個で雄しべよりも短く白色で無毛。




13.12年09月07日 ニラ A=雌しべ。B=子房。C=雄しべ。




14.12年09月07日 ニラ 子房を縦に切断した断面ですが、中にまだ未熟な遠目異な種子が入っている。




15.12年09月07日 ニラ 花裏側。苞、花弁にも線状の緑色の萼片がある。




16.10年10月28日 ニラ 子房は3室になっており、熟すと溝の部分から割れて種子が散布される。




17.10年10月28日 ニラ 種子は熟すと黒色になる。




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