能代市風の松原植物調査

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ヌスビトハギ(盗人萩) (マメ科)多年草。


平地から山地の草地や道ばた、林縁などに生える。高さ0.6〜1.2m。根もとはやや木質化する。

葉は3小葉からなる。頂小葉は長さ4〜8cm、幅2.5〜4cmの卵形〜長卵形。側小葉はやや小さい。

花は細長い花序にまばらにつき、淡紅色で長さ3〜4mm。

節果には長さ1〜3mmの柄があり、ふつう2個の小節果からなる。小節果は長さ5〜7mmの半月形。熟せば節間毎切れる。節果の表面に密生したカギ状の毛で動物などにくっつく。

花期は7〜9月。



01.10年07月28日 ヌスビトハギ 生育状況ですが、風の松原内には相当数あり秋から初冬にかけ林内を歩くとどういう訳かこのヌスビトハギの節果が衣服についています。




02.10年07月28日 ヌスビトハギ 引き抜いてみたらなかなか抜けません。それだけ根張りがあります。




03.10年07月28日 ヌスビトハギ 根は短いですが結構な根張りである。




04.10年07月28日 ヌスビトハギ 茎の周囲に稜がある。又毛もある。




06.10年07月28日 ヌスビトハギ 葉は3出複葉ですが、頂小葉が一番大きい。葉の表裏ですが、葉柄は非常に長い。(05は省略)




07.10年07月28日 ヌスビトハギ 葉の表側ですが伏毛があります。写真では無いように見えますがあります。




09.10年07月28日 ヌスビトハギ 葉の先端は鈍頭です。(08は省略)




10.10年07月28日 ヌスビトハギ 葉の縁ですが、何か縮れているような波のような鋸歯があります。縁にも毛があります。写真では無いように見えますがあります。




11.10年07月28日 ヌスビトハギ 葉の裏ですが葉脈が浮きでていて、表と同じで伏毛があります。写真では無いように見えますがあります。




12.10年07月28日 ヌスビトハギ 花序は上部につく。。枝先に長い花軸を伸ばし、小さな淡紅色の蝶形花をまばらにつける。虫がまだ訪れていない花は雄しべと雌しべが竜骨弁の中に隠れている。




13.10年07月28日 ヌスビトハギ 蝶形花には短い柄がある。




14.10年09月12日 ヌスビトハギ 一度虫が訪れた花は,雄しべと雌しべが竜骨弁から飛び出て,再び収納されることはない。




15.10年07月28日 ヌスビトハギ 花萼片と茎に毛がある。




16.08年09月18日 ヌスビトハギ 節果は2節あります。これが非常に衣服にひっつきやすい。小節果は半月形。




17.11年10月30日 ヌスビトハギ 節果ですが写真では解りませんが鍵形の毛が密生しております。節果には2個の小節果がある。これは非常にやっかいな引っ付き虫である。風の松原内を歩いているといつの間にか衣服にくっついています。




18.11年10月30日 ヌスビトハギ 種子は平べったく節果の形に似ている。




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