能代市風の松原植物調査

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オオバタネツケバナ(大葉種付花) (アブラナ科)越年草。

山地の渓流沿いに生え、高さ20〜40cmで、みずみずしい。下部は這い気味だが、その後花茎が垂直に立つ。

タネツケバナに似るが、葉は奇数羽状複葉で側小葉は1-4対で、頂小片が側小片よりかなり大きい。全体にほとんど無毛または茎に非常に疎らな毛がある。
頂小葉は大きく円形〜長卵形に近く長さ1-4cm幅7-30mmで、浅い鋸歯、無毛ときに毛がある。

花は白色で、花は白色の4弁花。雄しべ6個雌しべ1個で円柱状。花弁は長さ4mm。

果実は長さ2〜3cmと全体に大きい。果柄は長さ1a以下。円柱形の長角果をつけ、無毛又は毛が分岐せず、果実は裂ける時果壁がくるくる巻き種子をはじき跳ばすのが特徴。

花期は4〜6月。北海道〜九州。



01.10年05月11日 オオバタネツケバナ 丈30cm程度でした。




02.12年05月18日 オオバタネツケバナ 採取したした資料ですが、丈35cm程度。




03.12年05月18日 オオバタネツケバナ 根はそんなに力はありません。




04.12年05月18日 オオバタネツケバナ 茎に散生的に毛がある。




05.12年05月18日 オオバタネツケバナ 茎の断面ですがこのように稜があるように、変形の断面をしている。芯は中空。




06.12年05月18日 オオバタネツケバナ 採取した資料です。葉は奇数羽状複葉で側小葉は1-4対で、頂小片が側小片よりかなり大きい。頂小葉は大きく円形〜長卵形に近く長さ1-4cm幅7-30mmで、浅い鋸歯がある。




07.12年05月18日 オオバタネツケバナ 側小葉は対生につく。小葉の柄は短い。小葉の基部はくさび形。




08.12年05月18日 オオバタネツケバナ 葉の表に粉毛のような毛がある。




09.12年05月18日 オオバタネツケバナ 葉先は円形から鈍頭。




10.12年05月18日 オオバタネツケバナ 葉の縁は全縁からこのように浅い鋸歯があるものまで。




11.12年05月18日 オオバタネツケバナ 葉の裏側脈に毛がある。




12.12年05月18日 オオバタネツケバナ 葉柄は無毛で長さ15mm程度。




13.10年05月11日 オオバタネツケバナ 散房状に沢山の花をつけた。




14.12年05月18日 オオバタネツケバナ 白色の4弁花。雄しべ6個。




15.12年05月18日 オオバタネツケバナ 花を横から記録したものです。雌しべ1個雄しべ6個。




16.12年05月18日 オオバタネツケバナ 雌しべの柱頭に花粉が付着している。雌しべは円柱状です。




17.12年05月18日 オオバタネツケバナ 花弁を取り去って見た雄しべと雌しべです。




18.12年05月18日 オオバタネツケバナ 萼片4個で無毛。花の径3mm程度。




19.12年06月07日 オオタネツケバナ 長角果。




20.12年05月18日 オオバタネツケバナ 長角果は15mm程度で花柄は1mm程度。




21.12年06月31日 オオバタナツケバナ 長角果の中に入っている種子。




22.12年06月31日 オオバタナツケバナ 種子は長さ1mm以下で扁平で縞模様がある。



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