能代市風の松原植物調査


アカイタヤ
(赤板屋) (カエデ科)落葉高木。


山地に生え、高さ15〜20m、大きいものでは25mに達する。

樹皮は暗灰色で、縦縞の模様がある。老木になると浅く裂ける。
春の展葉期に、赤味を帯びる特徴がある。

葉は対生し、径7〜15cmの扁円形で掌状に5〜7中裂又は浅く裂ける。裂片の先は鋭く尖り、縁は全縁又は僅かに少数の歯芽がある。裏面の脈の基部以外は毛の無いものが多い。

雌雄同株だが、雄花、雌花(両性花)が、1つの花序内(あるいは個体内)で雑居する。
新枝の先に、4〜5月、葉が開く前に本年枝の先に黄色い花を、複散房花序を出し、径5〜7ミリの黄緑色の花を開く。雄花と両性花があり、花弁と萼片は5個、雄しべは8個。

翼果は長さ3〜4cmで直角〜鋭角に開き、褐色に熟す。
翼果は2個は向き合ってプロペラ状に付いているが、熟すと分かれて別々に落ちる。

冬芽は褐色で芽鱗は5〜8対。

葉の大きさや裂けかた、毛の有無や多少、翼果の開く角度などは非常に変異が多く、しばしば多数の変種や品種に分類される。又樹齢によっても変化が見られる。

花期は6月から7月。北海道、本州(東北地方〜島根県の日本海側)日本固有種。



01.10年02月09日 アカイタヤ 高木で風の松原内に数本ある(写真は明示木)。




02.08年10月16日 アカイタヤ 樹皮は暗灰色で平滑、縦縞の模様がある。老木は浅く縦裂する。




03.13年05月21日 アカイタヤ 古い枝は焦茶色です。 




04.13年05月21日 アカイタヤ 葉は対生。短枝から葉が4枚でる。




05.13年05月21日 アカイタヤ 葉の変異。葉の長さは、8.5cm、幅12.5cm、葉柄の長さ9cm。




06.11年05月09日 アカイタヤ 葉の表側は光沢がある。




07.11年05月09日 アカイタヤ 裂片の先は鋭く尖り、縁は全縁又は僅かに少数の歯芽がある。これから鋸歯が発達するのかもしれません。




08.11年05月09日 アカイタヤ 葉の基部は鈍形〜切形。




09.11年05月09日 アカイタヤ 葉柄は長く無毛。




10.11年05月09日 アカイタヤ 葉の裏面も光沢があり無毛。基部の脈以外は毛が無いものが多い。




11.11年05月09日 アカイタヤ 雌雄同株だが、雄花、雌花(両性花)が、1つの花序内(あるいは個体内)で雑居する。ようです。私にはよく分かりません。新枝の先に、4〜5月、葉が開く前に本年枝の先に黄色い花を、複散房花序を出し、径5〜7ミリの黄緑色の花を開く。




12.11年05月09日 アカイタヤ 雄花と両性花があり、花弁と萼片は5個、雄しべは8個。花被片5個。




13.11年05月09日 アカイタヤ A=雌しべ花柱2個。B=雄しべ。C=子房。D=花被。E=将来の翼は両サイドにある。




14.11年05月09日 アカイタヤ 萼片5個。




15.11年05月09日 アカイタヤ 花柄は無毛です。



16.11年10月19日 アカイタヤ 沢山の翼果がついています。写真下は、分果は長さ2〜3cmで無毛。直角から鋭角に開く。熟した翼果と若い翼果。



17.11年10月30日 アカイタヤ 1個の翼果で種子が入っている先端部。外果皮を取り除いた種子で、平べったい焦げ茶色で長さ11mmほどで楕円形。




18.11年12月07日 アカイタヤ 頂芽には褐色の5〜8対の芽鱗がある。脇芽、腋芽。



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