能代市風の松原植物調査

15年02月13日 シダの会 能代市風の松原内調査

このシダの会は植物の勉強を目的に作られました。
ルーペの会長である佐藤さんに教えを請うとから始まりました。
佐藤さんは2001年に「植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全」の植物調査の一員でもありました。そのときの調査資料もいくらか保管しており、これらを整理しながら、又追跡調査を行う意味もあって佐藤さんに月に2回教えて貰う事に致し現在に至っています。
調査ヶ所は主に能代市風の松原内です。まれに他の所も勉強の為に行きます。佐藤さん達が風の松原内を調べたときは377種でしたが現在は650種を越えるようです。
これからも調査を続けて行き、皆さんの参考になれば思い、又後生に残るように資料もできる限り収集し公開して行きたいと思っております。
これは私の希望です。ただ私も、メンバーの皆さんも知らないことが沢山ありこれから勉強しながらスキルアップを図って行きたいと思っているシダの会です。



15年02月13日 シダの会 能代市風の松原内調査

シダの会はいつもの第二木曜日にサンウッドの会場を予約出来ないために一日移動して13日金曜日に実施いたしました。

今日は前回同様標本の整理です。菊池先生から同定していただいた、風の松原内のイネ科、カヤツリグサ科の標本を参考にして、佐藤さん、畠山先生、亡くなってしまいましたが梅田先生等が収集された標本(主に小友沼、風の松原等々)の整理です。

特にイネ科、カヤツリグサ科の勉強会になりました。標本を一種ずつ取りだしては菊池先生から同定していただいた標本と比較検討しながら、又ないものについては図鑑を参考にしながら仕分けて行きますが、いやこれの難しいこと。
同じ種でも多少の時期が違うとまるで別物に見えます。このように標本を見て仕分けするのも勉強になります。
ただイネ科の標本については葉鞘口部の辺とか葉舌がわからないので苦労する点でもあります。

これからも奥の深い植物のいろいろな面を知りたいし、又後世に残して行きたいと思っている4人のメンバーです。

今日はあまり標本の写真を記録している暇がありませんでしたので少ないです。又次回にでも沢山記録して報告できればと思っております。




01.15年02月13日 シダの会 標本を整理していくメンバーの皆さん。







02.15年02月13日 シダの会 なかなか見られないサワギク。







03.15年02月13日 シダの会 カヤツリグサ科の検討及び精査するメンバー。







04.15年02月13日 シダの会 どこにでもあるイネ科のコヌカグサ。







05.15年02月13日 シダの会 左側の標本がツルタデとなっておりますがオオツルイタドリです(逆になっております)。真ん中がイタドリ。右がツルタデです。イタドリ以外木に絡んだり壁をよじ登ったりで気おつけて見ないと小さくてよくわかりません。







06.15年02月13日 シダの会 菊池先生から同定していただいた標本を整理したものです。これらを使って他の標本と比較検討しています。菊池先生には感謝です。







07.15年02月13日 シダの会 気づかないスゲで、カヤツリグサ科のビロードスゲ。







08.15年02月13日 シダの会 イネ科の検討するメンバーの皆さん。本当に皆さんの協力がないと資料の整理もつきません。感謝です。





次回もお楽しみに。
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