能代市風の松原植物調査


アメリカイヌホオズキ(亜米利加犬酸漿) (ナス科)1年草。


殆ど無毛。イヌホオズキにそっくりだが次の点で区別できる。茎は細くしばしば多くの枝を分けて横に広がる。

葉は互生し、卵形又は菱形で、薄い緑色で、柔らかく、厚さが薄く半透明に近い。鋸歯のないことも多い。

花枝は細く、2〜4、5個の花が散形につき、花冠は径4〜5mm、淡紫色又は白色、葯は長さ1.5mm内外。花柄は短く、葉腋でなく、茎の側面から突き出す。

果実は僅かに小形で、光沢がある

花期は7〜9月。北アメリカ原産。



01.12年08月10日 アメリカイヌホオズキ 歩道沿いの日当たりのよいところに生育していますが、いつも刈り払いされて果実はつくものの、熟した果実をまだ見ていません。




02.12年08月10日 アメリカイヌホオズキ 上から見た生育状態。




03.12年08月10日 アメリカイヌホオズキ 抜いてみた個体ですが、分枝が激しいとありますがこの個体はそうでももあいませんでした。根は太いが根張りはそんなにありません。又茎は下部で斜上してから立ち上がっています。




04.12年08月10日 アメリカイヌホオズキ このように分枝していますが、茎の半分は赤褐色で半分は緑色です。




05.12年08月10日 アメリカイヌホウズキ 茎は緑色で無毛で、茎の断面は、芯は中空で、茎は稜があるような感じで変形円です。




06.12年08月10日 アメリカイヌホウズキ 葉は対生です。托葉は殆どありません。




07.12年11月04日 アメリカイヌホウズキ 葉の形ですが卵形です。鋸歯はやや波形でしょうか。右写真は標準的な葉。葉の裏側の細脈がはっきりしており、イヌホウズキと比較して細脈が細かく見える。




08.12年11月04日 アメリカイヌホウズキ 葉の表側の主脈状にまばらに上向きの毛があります。




09.12年11月04日 アメリカイヌホウズキ 主脈以外は無毛です。




10.12年11月04日 アメリカイヌホウズキ 葉の先は鋭頭。




11.12年11月04日 アメリカイヌホウズキ 葉の縁は鋸歯はありせんが、波状鋸歯があるのもあります。




12.12年11月04日 アメリカイヌホウズキ 葉の基部は切形。




13.12年11月04日 アメリカイヌホウズキ 葉柄にはやや翼があり丙の長さ2cmほどでまばらに毛がある。




14.12年11月04日 アメリカイヌホウズキ 葉の裏側は無毛。




15.12年08月10日 アメリカイヌホウズキ 枝先に散房状に花をつっける。アメリカイヌホウズキには殆ど托葉がありません。又果実花は垂れ下がってつきます。




16.12年08月10日 アメリカイヌホウズキ 花弁5個で花弁は紫色。雌しべが雄蕊から突き出る。




17.12年08月10日 アメリカイヌホウズキ この矢印の班みたいなものは何でしょうか?。




18.12年08月10日 アメリカイヌホウズキ 花柄にも毛がある。




19.12年08月10日 アメリカイヌホウズキ 萼片5個で毛がある。




20.12年08月10日 アメリカイヌホウズキ 雌しべ花柱7mmで花柱白色で無毛。中等部やや薄緑色。




21.12年08月10日 アメリカイヌホウズキ 雌しべの周囲を囲っている雄蕊は長さ6mmで無毛。




22.13年10月01日 アメリカイヌホウズキ このように枝先に沢山つけ、光沢がある。



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