能代市風の松原植物調査


エゾイタヤ
(蝦夷板屋) (カエデ科)落葉高木。


生育地は山地。
樹皮は、樹皮は灰色で縦に裂ける。本年枝は有毛。

葉は対生。葉身は長さ8〜10cm幅10〜14cmで掌状に5〜7裂する。葉の裏面は主脈の基部に淡褐色の毛がある以外は無毛。又主脈に沿って軟毛がある。葉柄の上部や基部には微毛がある。

花は雌雄同株。一つの花序に雄花と両性花が混在。

花期5月。北海道、本州(東北地方の主に日本海側、宮城県、北陸地方、隠岐島)。



01.16年05月09日 エゾイタヤ 花を沢山つけています。




02.16年05月05日 エゾイタヤ 樹皮は灰色で縦に裂ける。




03.16年05月05日 エゾイタヤ 本年枝は緑色で、前年枝は茶色で点状の皮目がある




04.16年05月09日 エゾイタヤ 葉は互生。




05.16年05月11日 エゾイタヤ 採取した個体の表裏で、葉は互生。





06.16年05月05日 エゾイタヤ 葉の質は薄くすぐに萎れてしまう。掌状の5裂する。葉の長さ5〜9cm幅7〜11cmの個体。柄の長さ5〜7cm。右写真は平均的な葉の表裏。




07.16年05月05日 エゾイタヤ 葉の表側無毛。




08.16年05月05日 エゾイタヤ 葉の縁鋸歯はない。





09.16年05月05日 エゾイタヤ 葉の先尖る。




10.16年05月05日 エゾイタヤ 葉の基部ハ形。




11.16年05月05日 エゾイタヤ 葉柄には毛がある。




12.16年05月05日 エゾイタヤ 基部に白毛。




13.16年05月09日 エゾイタヤ 葉裏上部主脈状は無毛に近い。中部付近の主脈状毛が散生。




14.16年05月05日 エゾイタヤ 沢山の葉をつけた。雌雄同株です。




16.16年05月05日 エゾイタヤ 花の径8mm。




17.16年05月05日 エゾイタヤ 花の内部雌しべ花柱2中裂。花柱とも無毛。




18.16年05月05日 エゾイタヤ 花を縦に切断したもの。A=雌しべ。B=雄しべ。C=花盤。




19.16年05月05日 エゾイタヤ 雄しべ黄色で長さ1mmで花糸無毛。




20.16年05月05日 エゾイタヤ 花柄有毛。




21.16年05月05日 エゾイタヤ 萼片8個で毛がある。




22.14年03月22日 エゾイタヤ 冬芽は赤褐色で芽鱗は5〜8対。長さ6mm。




23.14年03月22日 エゾイタヤ 葉痕はV字形ではっきりしている。維管束痕は3個。



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