能代市風の松原植物調査

15年03月08日 向白神岳1243m 里程不明2人行 


今日はナリユキさんからお誘いを受け状況がよければ向白神を目指してみようと言うことでご一緒させて頂きました。
今日は予定が入っていましたが、どうしても向白神岳に行きたくて、又今後いつ行けるか分からないので悪いけれども(心の中では申し訳ない気持ちで一杯)予定をキャンセルしての登山です。

駐車場6時待ち合わせでしたが私は早く着き準備をいざ出発しようとしたらナリユキさんが到着。
先に行っててもいいよと言うことで先に出発。どうせ足の速いナリユキさんだからすぐに追いつかれれるのが分かっている。それにしてもいいお天気です。海はべた凪空は雲一つ無い青空です。こんなお天気は何ヶ月振りだろうと思いながらマテ山急登を登っていると木々の間から朝日が昇ってくる。気持ちがいい。それも前泊した方のトレースがあり雪も締まっており(多少ザラメ雪)登りやすい。

750m地点位でナリユキさんに追いつかれる。やはり早い。蟶山から1000mでテントを発見。テントは締まっていたが我々の声を聞いて顔を出す。ご夫婦であった。
青森からきて昨日登って1000mでビバークして楽しんだらしい。夫婦でいいなぁ・・・。

ここにワカンをデポしていよいよ大峰分岐までの急登。雪が多く湿っていてトレースもあり楽に登れた。
大峰分岐にでると多少風がでてくるが気になる低度ではない。
白神岳頂上で水分補給と小休止。久しぶりの快晴で最高。
避難小屋は2階の窓まで雪があり最近使われた形跡はありませんでした。

いよいよここから下って行きますが、帰り登り返せるかどうか不安な急勾配です。
途中から筋肉の引きつりと左股関節が痛くなり芍薬甘草湯を飲もうと思ってチェーストバッグを見たらみんな落としてしまって一服も入っていなかった。ザックの中の救急エイドの中になるのは分かっていたが何とか我慢し前に進むことだけを考える。
それにしても先頭を行く成田さんのラッセルは大変なものである。雪も多く又重く、足への負荷が重くなってくる。なかなか前に進まない。
11時10分に1122mピーク着で、帰りの時間を計算するとここでタイムアップでした。ここで引き返しことにして、ここで昼食を食べ、私は芍薬甘草湯薬を飲み下山に備える。

昼食後白神岳までの登り返しである。直高僅か121mですが3ヶ所の急登が待ち受けています。
途中12時10分頃、玄関岳を登ってくる方は、能代市から来られた淺野さんが単独で向白神岳を目指して登ってきます。昨年登りきれなかったのでリベンジのようでしたが帰りずっと見続けていましたが登っていきました。凄い精神力だと思いました。やはり若さですね。でも帰りは遅くなるので気をつけてくださいと念じました。

急登の登り返しはスノーシュウにの底に雪が着いて雪玉のような状態になり引き上げるのに苦労するし疲れる。ストックの傘にまで雪が乗っかってストックまでも重たい。それでもストックで何回も叩き雪を落としながらすすみようやく白神岳の頂上に到着して振り返るといつの間にやら雲がとれた岩木山を望む。

下山してナリユキさんのスノーシューを見せてもらったら横のストッパーがきれいで滑らかであった。私のは傷がついてザラザラしており雪が引っ付く状態であった。帰ったらサンダー等で滑らかにして又離雪スプレーを塗布しておこうと思った。

大峰分岐直下の急登も難なく通過して1000m付近にデポしたワカンをスノーシューと履き替えて蟶山を目指す。軽くて最高。
下山中これも又能代市二ッ井から来られた鎌田さんと鎌田さんの連れに出会う。ここでいろいろお話をしているとショウスケさん、ナリユキさん、私とも山で会っているしブログも見ているとのこと。鎌田さんも月一に白神岳に来ているようです。サンキュウです。これからも見て下さい。

別れて蟶山で水分補給して冬道分岐までまず行きますが536mピークまではワカンでも大丈夫でした。
でもこのピークから登山口、林道まで、雪が腐れてワカンを履いていてもつぼ足と同じく埋まって埋まって転んだりして、又足を引き上げるのも苦労の連続でズボンは濡れて、かえって登るよりも下りが大変でした。本当に疲れ果てました。

今日はナリユキさん単独だと向白神岳まで行けたと思います。私の体力不足でナリユキさんに大変ご迷惑をお掛けしました。
今回は雪質にもよりますが私も年をとり、向白神岳の1デイ登山は無理かもしれないとしみじみ思いました。でも何とかもう1回チャレンジしてみたいと思っています。それにはもっと体重を落とさないと・・・・と思っています。

今回もナリユキさんにおんぶに抱っこでした。感謝でした。
お互い怪我もせずに無事終了してまずは何よりでした。
今日の山行9時間50分でした。ちなみに今日歩いた歩数37000歩でした。

帰りいつもの鰰館でソフトで喉を潤して帰る。美味しかった。


同行者ナリユキさんのブログはこちらです。



01.15年03月08日 白神岳から向白神岳ルート図。







02.15年03月08日 向白神岳敗退登山時間。今日の山行9時間50分でした。1122mから白神岳の登り返しは直高121mに1時間5分もかかった。







03.15年03月08日 向白神岳 青森NOの前泊車と私の車。







04.15年03月08日 向白神岳 蟶山750m付近で追いついてきたナリユキさん。私より30分遅れぐらいで出発してきたものですが、さすがに足が速い。







05.15年03月08日 向白神岳 蟶山頂上841m少し雪が減った感じ。







06.15年03月08日 向白神岳 青森からきた前泊者で昨日に登って1000m付近にテント泊をしていたご夫婦。このお二人のご夫婦のトレースのおかげ助かりました。







07.15年03月08日 向白神岳 白神岳頂上で青空をバックにナリユキさんと2ショット。







08.15年03月08日 向白神岳 白神岳から見る景色ですがこんなに晴れたの久しぶりですが遠くは霞んで見えませんでした。北東南西と回っています。


10.15年03月08日 向白神岳 白神岳から見る景色ですがこんなに晴れたの久しぶりですが遠くは霞んで見えませんでした。北東南西と回っています。






09.15年03月08日 向白神岳 白神岳からこれから向かう、向白神岳のルート。







10.15年03月08日 向白神岳 1122mからの360度の展望。音声に開聞岳とあるのは玄関岳の間違いです。


12.15年03月08日 向白神岳 1122mからの360度の展望。






11.09.15年03月08日 向白神岳 1122mピークから見る玄関岳東側斜面の雪崩れ。北、南アルプスに比較すると小さいものですがそれでも怖い。







12.15年03月08日 向白神岳 1122mからの登り返しの急登。僅か121mの高低差だがこれから3ヶ所の急登の登り返しが待っている。







13.15年03月08日 向白神岳 ようやく白神岳へ登り返し白神岳頂上から見る岩木山。午前中は雲の中でした。







14.15年03月08日 向白神岳 大峰分岐直下の森林限界の所ですが意外と新雪の量が多く雪が湿気ってスノーシュウの底と上に雪が乗っかり重たい。トレースの後とナリユキさんがアタッチメントを取り外している。







15.15年03月08日 向白神岳 白神岳頂上直下の西側斜面。雪も融けてきています。







16.15年03月08日 向白神岳 ブナの果実がまだついていました。又芽も段々膨らんできています。







17.15年03月08日 向白神岳 こちらも能代の方ショウスケさん、ナリユキさん私のブログを見てくれています。又何度かお会いしています。毎月白神岳に登っているようです。







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