能代市風の松原植物調査

14年09月15日 秋田駒ヶ岳 1637.3m 縦走 水沢コース→蟹場温泉 里程不明 単独



15日は敬老の日です。私も後期高齢者になり、加齢による体力の衰えを感じるこのごろになりました。縦走もこれからは無理と思い、体力の残っているうちにと思い、急遽秋田駒ヶ岳の縦走に行くことにしました。

本当は15日はゴルフの競技委員の担当の代って頂き登山ができるようになりました。感謝です。


予報では晴マークでしたので、ルートは水沢コース→男岳→男女岳→湯森山→笊森→乳頭山(烏帽子岳)→田代平山荘→蟹場分岐→蟹場温泉です。

できれば蟹場温泉15時30分のバスに間に合うようにしたいと10時間の山行の計画を立て出発です。自宅を出て途中コンビニで食料の調達をして田沢湖の水沢温泉の近くにある田沢湖青少年スポーツセンター駐車場に4時半につき準備をして暗闇の中を林道口まで行きます。

林道口から登山口までの、林道は悪路でとても車では行けません。

林道出発5時丁度ですまだ薄暗い。


5時27分に登山口につきます。今日の登山開始です。

水沢分岐迄又男岳までの急登が待っております。このコースは意外ときつい。1250m地点から藪で夜露が本当に雨のように降ってくる。濡れてびっしょりです。靴には水が入ってドブドブの状態です。1400m地点の分岐につくまでもう寒くて寒くて凍え死にそうな寒さでした。水沢分岐で日の出を拝もうとしましたが遅かった。何とか寒さをしのぎ五百羅漢を過ぎたあたりから男岳の急登に日が当たるようになって少しは暖かさを感じるようになりましたがそれでも寒い。

何とか男岳についたらもう登山者が数人いました。鳥海山が雲の上に見えました。ここを早々に退散して阿弥陀池の避難小屋にザックをデポしていたら可愛い赤ん坊がいて寝ておりました。何と可愛い。写真を撮らしていただき男女岳へ。

頂上直下の斜面はもう紅葉が始まっておりきれいであった。登ってすぐに引き返し避難小屋で靴下の履き替えです。まず下敷きを抜いてタオルでくるみ水分を抜いてたりして靴の中の水分はタオルが不足していたため抜きとることはできませんでしたが、靴下を履き替えて歩いたら少しはよくなりましたが最後まで登山靴の中は湿ったままです。


これから横岳に向いまだ時間にゆとりがあると思い大焼砂へコマクサを見に行きましたが探したがみんな枯れてしまい葉だけ残っていました。1250m付近まで降りてようやく1個見つけましたがこれも一部枯れていました。でもさすがに花の女王です。見られてよかったしここまで来た甲斐がありました。

ここから横岳への登り返しですがきつかった。ようやく横岳につき湯森山、熊味台宿岩、付近は紅葉はまだですが多少は色づいてきています。

笊森山迄遠いこと。急勾配でないが今までの疲れがどっと出てのろのろと進む。笊森山についたら沢山の登山客がいて賑わっていた。ここから早池峰山が見えてたが記録している暇がない。ザックを降ろして水分補給とパンをとりだしてすぐに乳頭山(烏帽子岳)に向かう。下って最後の急登はさすがにきつかった。でもこれを登るきると後は下りだけと思い何とか乳頭山頂上に立つことができた。

この時間になると雲が湧き出して眺望があまりよくない。

これから田代山荘を目指して下山するが、山荘の先の田代平で植物の観察をしている方がおられました。蟹場分岐までどのぐらいかかるか聞いたところ1時間ぐらいかかると言われあわよくば2時半のバスに間に合えばと思ったがとても無理と思い転ばないように気おつけて下山。急勾配の所もあり注意をして下山。やはり相当な時間を要した。

前に大白森小白森からも降りた蟹場分岐が見えてきた。あと僅かで終着の蟹場温泉ですが下っていくと川の音が聞こえてくるのと道路にパイプが見えるのですぐ近くと解る。

3時丁度に蟹場温泉着。ヤッター。敬老の日の御褒美。

それにしても疲れた。ここからバスで田沢湖スキー場まで行き歩いて田沢湖青少年スポーツセンターまで又歩き。ようやく車にたどり着き帰路につくが途中の田沢湖湖畔でアイスで喉を潤すが美味しかった。最高。田沢湖の道路を走っていると田沢湖マラソンにでる方と、105号では100kmマラソンに挑戦しようとするランナーが大覚野峠を走っていました。凄いなぁ・・・と思いながら帰ってきました。

来週には白神岳の縦走に挑戦し、年も年ですのでこれで縦走は終わりにしたいと思っております。


今日の山行10時間計画通りでした。距離は解りません。因みに歩いた歩数は43600歩でした。



01.14年09月15日 秋田駒ヶ岳登山ルート。






02.14年09月15日 秋田駒ヶ岳登山時間。

登山時間に関してはガイドブック参考にしてください。私のはあてになりません。






03.田沢湖青少年スポーツセンターの駐車場をお借りした。空には掛けてきた満月の名残。






04.連動入り口に設置されている看板。






05.奥が駐車場で、矢印が登山道。






06.ゴマナ?。






06.水沢分岐から見る男岳の陰。






07.水沢分岐から見る鳥海山。右端上。






08.水沢分岐から見る田沢湖。






09.水沢分岐から見る男岳ですがこれからこの急登を登るのかと思うとぞっとする。下は小岳からのご来光をと思いましたが遅き失しました。残念無念。それのしても夜露に濡れて歯がガチガチなり震え上がる。






10.ここはトリカブトの群生地。本当にここには多い。






11.ヤマハハコ。






12.五百羅漢。






13.男岳頂上。中は男岳から見る阿弥陀池。男岳でパチリ。






14.阿弥陀池避難小屋で赤ん坊が寝ていた。許可を得て記録。本当にめんけぇなぁ・・・。いいわらしっこだ。下は避難小屋。






15.秋田駒ヶ岳縦走 男女岳頂上から。八幡鯛から岩手山、早池峰山、月山、鳥海山、田沢湖等が一望。北東南西又北と回っています。



15.秋田駒ヶ岳縦走 男女岳頂上から。八幡鯛から岩手山、早池峰山、月山、鳥海山、田沢湖等が一望。北東南西又北と回っています。




15−2.横岳から大焼砂に降りてコマクサを探すがようやく1株見つけて記録。もう半分枯れかけていましたが記録できて降りてきた会がありましたが登り返しのきつかったこと。






16.秋田駒ヶ岳縦走 横岳から。雲が湧いてきています。北東南西又北と回っています。間違っていました。9月18日訂正。誠に申し訳ありません。



16.秋田駒ヶ岳縦走 横岳から。雲が湧いてきています。北東南西又北と回っています。




16−2.横岳から見る男女岳の直下の紅葉。腕が悪く紅葉が解りません。






17.笊森山に他20人ぐらいの登山客が降りました。






18.秋田駒ヶ岳縦走 乳頭山頂上から。北東南西又北と回っています。



18.秋田駒ヶ岳縦走 乳頭山頂上から。北東南西又北と回っています。




18−1.乳頭山の最後登りです。






19.乳頭山に向かう途中からの千沼ガ原。






20.ヨツバシオガマ?。






21.乳頭山から見る田代平方面の紅葉。






22.最後の蟹場分岐。






23.今日の終点である蟹場温泉。ヤッター。苦しかったが、敬老の日の最高の喜びでした






本当に下山中は転ばないように注意してきました。今日一日感謝です。


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