能代市風の松原植物調査


オミナエシ(女郎花) (オミナエシ科)多年草。


山野の草原に生える。茎は高さ60〜100cmで、地下茎は横に這い、株のそばに新苗をつくりふえる。

葉は対生で羽状に深く分裂する。茎は上部で枝分かれする。

茎の頂に多数の黄花が集まって散房状につけ、花は径3〜4mm、花冠は5裂し、その下にある子房の基部に2個の小苞がつき、萼の裂片は微小でまるでないように見える。
雄しべ4個、雌しべ1個。筒部は短い。筒部の下の子房には小苞が接している。
子房の断面は3室になっているが、完全なのは1室だけで1個の胚珠があり、他の2室は狭く胚珠も完全なものはない。これはオミナエシ科の著しい特徴とされる。子房に接して2個の小苞のあるのも特徴。
花が古くなると醤油に似た匂いを出す。これはオトコエシも同じである。

果実は楕円形で長さ3〜4mmで、切り口は平たい三角形で背面に隆起線がある。

花期は8〜10月。日本全土。



01.09年08月23日 オミナエシ 何故か自立できず。横に倒れています。




02.09年08月23日 オミナエシ  茎に白い毛がある。




03.09年08月23日 オミナエシ 対生する葉は羽状に裂ける。葉や茎には毛がある。




04.09年08月23日 オミナエシ 羽状に深く分裂する。葉の表と裏側と葉柄にも毛がある。葉先は尖る。鋸歯もあります。




05.09年08月23日 オミナエシ 茎は上部で枝分かれし、茎の頂に多数の黄花が集まって散房状につける。




06..09年08月23日 オミナエシ 花は径3〜4mm、花冠は5裂し、その下にある子房の基部に2個の小苞がつき、萼の裂片は微小でまるでないように見える。雄しべ4個、雌しべ1個。筒部は短い。




オミナエシの記録はこれだけで10年に詳しく記録しようと思いましたがその後出てきません。又出てくるのを待っておりますがなかなか出てきません。又記録できましたら追加したいと思っております。


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