能代市風の松原植物調査

15年01月29日  シダの会 能代市風の松原内調査

このシダの会は植物の勉強を目的に作られました。
ルーペの会長である佐藤さんに教えを請うとから始まりました。
佐藤さんは2001年に「植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全」の植物調査の一員でもありました。そのときの調査資料もいくらか保管しており、これらを整理しながら、又追跡調査を行う意味もあって佐藤さんに月に2回教えて貰う事に致し現在に至っています。
調査ヶ所は主に能代市風の松原内です。まれに他の所も勉強の為に行きます。佐藤さん達が風の松原内を調べたときは377種でしたが現在は650種を越えるようです。
これからも調査を続けて行き、皆さんの参考になれば思い、又後生に残るように資料もできる限り収集し公開して行きたいと思っております。
これは私の希望です。ただ私も、メンバーの皆さんも知らないことが沢山ありこれから勉強しながらスキルアップを図って行きたいと思っているシダの会です。


今日は前回と同じく、「おとも自然の会17年の歩み」を作成した、おとも自然の会の会長である畠山正治さんが長年にわたって収集された資料をお借りしてこの資料を参考にしての勉強会です。
資料は主におとも沼で収集されたものが主ですが、特にカヤツリグサ科とか水性植物等の標本が沢山ありました。
我々が見たこともないような種も沢山ありました。又その資料は膨大なものでありまだ整理されていないものも沢山ありこれからの我々に残された課題です。
そのほかにも我々の師匠である佐藤さんの所有の資料もあり、今日は科別に区分するこで一日が終わってしまいしたが、細部にいろいろ疑問点が浮かび上がり、又次回はこれらを科別に整理しながらの勉強会になると思いますが、それにしても沢山の資料と種類がありただただ驚くばかりです。
資料の収集にあたられた畠山、梅田さん、佐藤さんの努力に感謝申し上げる次第です。
でもイネ科についてはお手上げ状態です。
本当に植物の世界は広すぎて理解するのに大変です。
標本、試料については多少の時期に違いがあるともう違って見えますので不思議です。
又知らない種名が沢山でてきて私には驚きです。
今回も非常に有意義なシダの会になりました。メンバーに感謝です。



01.15年01月29日 シダの会 標本を取り出して科別に整理するメンバー。






02.15年01月29日 シダの会 メヤブマオの標本。






03.15年01月29日 シダの会 ナデシコの標本。






04.15年01月29日 シダの会 コバノフユイチゴの標本。







05.15年01月29日 シダの会 オクトリカブトの標本。







06.15年01月29日 シダの会 ジャコウソウの標本。







07.15年01月29日 シダの会 クルマバナの標本。







08.15年01月29日 シダの会 カワミドリの標本。







09.15年01月29日 シダの会 シロネ?。







10.15年01月29日 シダの会 シロネもいろいろあり検討するメンバーの皆さん。







11.15年01月29日 シダの会 ラショウモンカズラの標本。







12.15年01月29日 シダの会 ママコナ ハマウツボ科 初めてお聞きする名前の植物です。







13.15年01月29日 シダの会 ヒキオコシ標本。







14.15年01月29日 シダの会 クロツバラ標本。







15.15年01月29日 シダの会 コオニユリの標本。







16.15年01月29日 シダの会 マルバツクバネソウの標本。






画像は室内で記録したもので蛍光灯の明かりがどうしても入ってしまいます。幕を張って記録すればよいのでしょうがそこまで時間がありませんので見づらいでしょうが・・・。
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