能代市風の松原植物調査

鳥海山登山 2229.2m 3人行


今日は5月2.3日と鳥海山の登山です。
予定は祓川から鳥海山の七高山頂上を目指し百宅登山コースにある唐獅子避難小屋に泊まって、翌日は行者岳を目指して西壁、北壁を下から見上げながら新山に登りそこから降りて祓川に戻る登山です。
5月2日、朝5時トーマツさんの事務所で落ち合い、ヤンタさんの自宅に向かいます。ヤンタさんの車で祓川駐車場に向い、途中で買い物をして祓川登山口の駐車場に着いたのが8時でした。
お天気の具合がよくない。鳥海山の全貌が見えず。準備をして祓川ヒュッテに向いここで登山道の管理をしている人にお聞きしたりしましたがもう少し様子を見ようと言うことで10時30分まで様子を見ましたが、ガスも晴れてきたようなので祓川ヒュッテを10時40分に出発です。でも強風が吹き荒れている。アゲンストの風が行く手を阻むかのよう。
荷物が重い。水、酒、灯油、食料、寝袋等で25kg弱あるようです。40リッターのザックがパンパンです。
私はアイゼンで2人はスキーです。ゆっくり進みますがアゲンストの風で相当に疲れるし、雪が腐ってきて埋まる。段々高度を上げていき七ツ釜避難小屋を通過して、1850m位の所でヤンタさんの足にマメができて異常を訴える。
手当をして登るが、強風とガスがでたりで大変。高度2000m付近で今度は私に疲れが出てきて肩が抜けるように痛い。ザックの調整も悪いようで肩だけに負担が掛かっているようです。このようにお天気も一定せず、強風とガスの発生とマメと疲労等が重なり話し合いをして戻ることにしました。これが正解のようでした。下山中に相当下の方まで濃いガスがかかりマーキングポールも見えなくなるほどでした。
私は何とかようやく祓川のヒュッテにたどり着き疲れ果てて口をきくのも億劫になりました。ヒュッテに宿泊する旨を伝えて今日はここ泊まりです。
休んでいると少しずつ体力が回復してようやく気分がよくなって、楽しい一杯飲みが始まります。他に泊まっていた茨城県の方々と一緒に食事です。濁酒も美味しいかった。今日は早々に寝る。
今日歩いた歩数17500歩でした。

5月3日はヤンタさんと私は仕切り直しで鳥海山へ再挑戦。トーマツさんはヒュッテで待っている予定です。
今日はいい天気ですが風が強くヒュッテを通り過ぎる風の音がヒュウヒュウと鳴っている。
私は4時一寸過ぎに起床して洗顔をしませ登山の準備です。いざ登ろうとしたら私のストックが見あたらない。このストックには手袋もついています。いくら探しても見つからない。誰かに盗られたようです。それにしてもひどい話しです。他の人のものはなくなっていない。手袋が高いので残念です。いくら探しても見つからないのでザックの後ろにつけていたピッケルを持って行く。
5時5分片道4.4kmに挑戦出発。昨日の疲れか足が重い。6時七ツ釜。昨日の引き返した地点2000m地点を通過。
段々風が強くなってくる。ここから最後の急登になるが何とか踏ん張って登る。頂上付近で先に登っていたボーダーが風避けをしていた。ようやく尾根に出たらもの凄い強風で吹き飛ばされる所でした。何とか頂上にたどり着く。7時45分。登り休憩無しで2時間40分でした。頂上でなんとか写真を撮り北壁、西壁を見たが雪が融け落ちてあまりいい景色ではありませんでした。風を避けをしてパンを食べながら周囲の山々を眺望しますが霞がかかって何も見えません。日本海が解らない位でした。
これ以上いても仕方がないので下山開始。途中でに登ってくるヤンタさんに会いもう少しで頂上ですから頑張って下さいと言って先に下山。
それにしても益々風が強くなってボーダーの方々はアゲンストの風をまともに受けて大変です。
下山時間1時間。今日の山行は4時間05分でした。今回の登山で体力の衰えを感じました。又ストックと手袋を盗られたのは痛いです。
帰り矢島でソフトで喉を潤すが頭キーンとはならなかったが美味しかった。
今日歩いた歩数18000歩でした。



01.14年04月02日 鳥海山 祓川登山口の駐車場でお天気待ちをしている方々。車の中でほとんどの人たちが待っていました。





02.14年04月02日 鳥海山 祓川ヒュッテの向こうに鳥海山が見えるはずなんですが今日は見えない。それにしても風も強い。





03.14年04月02日 鳥海山 時々はこのように晴れ間がでてくるのだが。





04.14年04月02日 鳥海山 トーマツさんとヤンタさん。





05.14年04月02日 鳥海山 もの凄く流れが速い雲です。





06.14年04月02日 鳥海山 ようやく頂上が見えたのも一瞬の間。





07.14年04月02日 鳥海山 決断をして滑り降りるトーマツさんとヤンタさん。





08.14年04月02日 鳥海山 下山して祓川ヒュッテから見る3時半過ぎから4時半頃の鳥海山はすっかり晴れました。でもまだ風は強い。





09.14年04月02日 鳥海山 祓川ヒュッテでの夕食。いつものことですが最高に盛り上がりました。こうして2日は終了。





10.14年04月03日 鳥海山 祓川ヒュッテから見るご来光。





11.14年04月03日 鳥海山 七ツ釜避難小屋。





12.14年04月03日 鳥海山 急登を登ってくる登山者の皆さん。





13.11.14年04月03日 鳥海山 頂上。4月25日は見えなかった頂上の標柱。





14.11.14年04月03日 鳥海山 何とかタイマーで記録できました。





15.14年04月03日 鳥海山 急登をバックに撮って頂きました。





16.11.14年04月03日 鳥海山 上写真は4月25日山開きの時の北壁と西壁。下写真は大体同じ場所から5月3日記録したものですが雪解け大分進んでいるのが解ります。





17.11.14年04月03日 鳥海山 向側の新山。上写真は4月25日山開きの時の新山。下写真は大体同じ場所から5月3日記録したものです。





18.11.14年04月03日 鳥海山 アゲンストの風で苦しむ最後の急登でのスキーヤー。





今回は計画の目的を達することができませんでしたが、適正なジャッジと思いました。
又事故も無くよかったです。
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