能代市風の松原植物調査

14年08月28日 白神岳二股迄 橋の点検と登山道の確認

今日は8月17日白神岳に行ったときに台風11号のため二股コースが土砂崩壊のために交通止めになっていました。これが気になって前にガイドの西口さんと架けた二股の丸太橋がどのようになっているのか気になるのと、今後の登山計画のこともあり、どこがどのように崩れているのか、行ける所まで行ってみようと思い、途中で行けなければ引き返せばいいと思い立って急にいくことにしました。

私が登山口についたらやや遅れて久留米市から来た方が見えられて準備して蟶山二股分岐までご一緒して行きました。北海道の山々を登った帰りのようです。
分岐で別れて一ノ沢までは特にこれと言った被害はありませんでした。このポールを過ぎると渡渉地点である左岸側が崩れており上り下りは滑るので注意。
これを過ぎていくと二の沢のポールの手前から大きな土砂崩壊があり登山道から一旦川に降りますが崩れた斜面上を下り歩きますので崩れやすく登るときは滑って大変でした。高度差10m程度です。川の中を約100m位遡上しますと前に二の沢の標識があったところにつきます。
この川の中の流木と荒れようは無惨です。あのきれいな白神川はどこに行ったのかと思います。
三の沢は特に被害はありません。
そしていよいよ二股着です。1回目の渡渉点に掛けてあった丸太橋は跡形もなく流されていました。ここの風景も変わっておりました。
右岸左岸側の丸太橋を結わいていた木が根こそぎ持って行かれていました。ただちょっと下流にあった手すりのロープだけあり本当にきれいであった二股の面影はありません。残っていたわずかなロープで上流部の渡渉点に手すりとして設置してきました。
また現在多少水が多く、上下流の渡渉点に石を投げ入れ、靴が深く濡れないようにしてはきましたが、又雨が降るとどうなるか分かりませんが一人ではこの程度のことしかできませんでした。
二股から白神岳頂上迄はどのようになっているのか検討もつきません。
これは行ってみないと何とも・・・。
斜面上の登山道もえぐられておりやはり危険です。
それで当分の間は、蟶山二股分岐の所で二股コースは交通止めになっているでしょうから、
交通止め解除になるまでは二股コースは行かないようにしたほうがよいと思います。
ただ崩壊ヶ所で登山道がなくなっていますがマーキングは県で全部つけてありますので迷うことはありません。登るにしても登山者の自己責任です。


登山時間。登山口出発:6時40分〜二股8時15分。1時間35分。
二股で作業9時まで45分。
下山登山口着10時13分。1時間13分。
今日の山行というか確認作業は時間は3時間33分でした。
歩いた歩数は14600歩でした。意外と多かったです。作業にとられたからでしょうか。

8月27日ショウスケさんの白神岳蟶山コースはこちらです

8月29日ナリユキさんの白神岳二股ルートはこちらです



01.14年08月28日 白神岳二股迄 行くときはトイレがはっきり見えたが帰り10時過ぎは雲の中。





02.14年08月28日 白神岳二股迄 他県NOばかり。準備している方が久留米市から来た若い登山者。





03.14年08月28日 白神岳二股迄 蟶山二股分岐にかかる二股コース交通止めの標識。





04.14年08月28日 白神岳二股迄 一ノ沢渡渉地点。左岸側が崩れているところが登り注意。





05.14年08月28日 白神岳二股迄 右岸の崩壊ヶ所から見た。赤は現在のルート。黄色は従来のルートで、黄色の○印は二の沢のポールがあったところ。





06.14年08月28日 白神岳二股迄 左岸から見た右岸の斜面の崩壊。二の沢手前が大崩れしている。黄色の線が従来の登山道。赤が今回のルート。





07.14年08月28日 白神岳二股迄 二の沢から下流側の崩壊場所を望むが流木等があり荒れている。





08.14年08月28日 白神岳二股迄 二の沢から上流側を見る。凄い流木。





09.14年08月28日 白神岳二股迄 二股の下流渡渉点にかかっていた丸太橋は根こそぎ持って行かれている。残念。





10.14年08月28日 白神岳二股迄 二股沢の現状。流木が沢山流れている。きれいな河原はなくなってしまった。





11.14年08月28日 白神岳二股迄 上流側の渡渉点に残っていたわずかのトラロープで手すりを設置しておく。又上下流の渡渉点に石を入れできるだけ濡れないように渡りやすく足場石を入れておきました。






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