能代市風の松原植物調査


クマイザサ:(九枚笹)単子葉。(イネ科)=本名はシナノザサ(信濃笹)

本名はシナノザサ(信濃笹)と言いますが調査した先人がクマイザサとしてありますので、クマイザサの種名を使います。

稈 の高さは1.5〜2mで、径7〜8mmになる。節はややふくれる。

枝は稈 の下部から上部にかけてまばらに分枝する。1節に1個でる。桿鞘は、普通節間の1/2〜2/3程で無毛。

葉は、葉身は披針状長楕円形で長さ20〜25cm幅4〜5cm革状紙質で裏面は軟毛が密生する。葉鞘は無毛。普通葉耳がある。肩毛はざらつき放射状に開出する。葉舌は低い山形又は切形。

雄しべは6個。雌しべは1個、花柱は短く、柱頭は長く3裂して羽毛状。子房は上位、卵形。

北海道、本州(東北地方の大部分と日本海側)、九州(北部))



01.10年02月21日 クマイザサ 葉の数は7枚の固体。




02.10年02月21日 クマイザサ どの個体を見ても、このような枝分かれする。




03.10年02月21日 クマイザサ 新しい葉芽でしょうか?。普通はタケノコのようにでると思うんですが。




04.10年02月22日 クマイザサ 葉の表面は無毛で、葉脈が整然と並ぶ。




05.10年02月22日 クマイザサ 葉の裏面無毛。




06.10年02月22日 クマイザサ 葉の縁に刺があり、これで手が切れたりします。




07.10年02月21日 クマイザサ 葉舌・葉耳に毛はない。葉鞘は長い。




08.10年02月22日 クマイザサ 葉を剥ぐと、下に白い模様が現れる。これはなんと言うのでしょうか?




注:チマキザサかもしれません。

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