能代市風の松原植物調査

15年03月17日 向白神岳 1243m1ディ登山 里程不明 3人行


今回向白神岳の登山は3月8日1122mピークで敗退したリベンジでナリユキサンからのお誘いでこちらこそ是非とも御願いしますということで、森岳のヤンタさんの3人で向かうことになりました。
白神岳経由ですので白神岳は今回で55回目になります。
当日は3時半にヤンタさんとアリナス駐車場で待ち合わせヤンタさんの車に同乗させていただきました。
ヤンタさんとは1年振りの再開です。ナリユキさん足が速いので5時半頃出発予定です。
我々が1時間程早く出発の予定です。登山口迄の林道もすっかり雪が融けて登山口の駐車場の脇の林道に車を停め準備です。まだ暗くヘッドライトをつけての登山になります。

雪は硬雪でスノーシューが効き歩きやすい。これは白神岳まで続く。冬山分岐を見落としてちょっと行き過ぎてしまい10分のロスタイム。いよいよ536mピーク迄の急登を登っていきますが暑くて上着のジャケットを脱ぎ下着2枚だけで登っていく。
5時ちょっと過ぎには空が白み始めてきてヘッドライトを外す。途中で足が痙攣シダしてくる。何とか蟶山迄我慢してここで芍薬甘草湯を服用する。
尾根に出ると段々風が強くなってきたのでジャケットを又着てまず白神岳頂上を目指す。
途中の尾根歩きで白神岳からご来光が登ってくる。
大峰直下の急登を登り始めた頃ナリユキさんの姿が見え始めて急登地点で合流し白神岳頂上を目指す。それにしても流石に早く、いつも驚かされる。
頂上で休憩し又薬を服用し筋肉の痙攣に備える。又私だけザックをトイレにデポして食料とお茶だけをポシェットに入れて行きます。これから1122mまで下りです。

新雪が積もっており深い所は20cm低度も埋まる。帰りの登り返しが気になる。1122mピークを過ぎて高度を上げていきますが何回も登り降りを繰り返します。
又尾根は温度の上昇で雪庇が崩れ始めてクレバスが隠れております。
私は2回片足が埋まり引き上げるのに大変苦労しました。尾根歩きは斜面側(西側)を歩き注意して行きます。
段々向白神岳が近づいてきますが大峰分岐からずっと風が強い。
ヤンタさんが私と同じく筋肉の痙攣を起こしたらしくナリユキさんから薬を貰い服用し大事に至らなくてよかった。ようやく1250mピークに達し後すぐ近くに向白神岳頂上が見える。

1250mピークの方が高いがどうして向白神岳の方に三角点があるのか解りませんが。とうとうあこがれでもあり念願の向白神岳です。これもナリユキさんのおかげです。感謝感激です。
ナリユキさんは静御殿の1243mピーク迄行ってすぐに引き返してきます。風よけをして昼食を食べますが私はパンを落として斜面を20m位滑りそれを拾いに行って又登り返し大変。
景色を堪能していざ下山です。登り返しがきついがナリユキさんは下を向いて登って行けば大丈夫と言うのでこの教えを守って登り降りを繰り返して行きます。雪も腐れかけてきており重くなってきて股関節が痛くなってくる。

途中まで何回登り降りするのか数えていたが解らなくなってしまった。8日スノーシューの底に雪が着いて重くて大変であったので、底のストッパーをささくれをきれいに滑らかに手入れをし、それに離雪スプレーをしておいたのが幸いし雪は着きませんでした。
急登で苦しくなり何回も10拍ぐらいしては休みながら登り返して行き白神岳頂上にたどり着く。
ここまでくれば後は小さい登りはあるが下り一方である。
でもこの下りがくせ者で特に大峰直下の急登と蟶山中間地点から冬山分岐迄の急登です。これらをクリアーしてようやく登山口に着きました。

無事ワンデイ登山を成し遂げ怪我もせずに終了しました。何度もナリユキさんに感謝です。
帰り鰰館に寄りいつものソフトで喉を潤そうと思い寄りましたがもう終了しておりました。残念無念。
今日の実働(休憩時間を含まない)時間をおおざっぱな区間時間を記しておきます。

行き:白神岳登山口→蟶山頂上迄2時間→1000mピーク迄46分→大峰分岐迄35分→白神岳頂上12分→1122mピーク48分→向白神岳迄1時間28分。

帰り:向白神岳→1122mピーク迄46分→白神岳頂上迄1時間→1000m地点25分→蟶山頂上51分→冬山分岐34分→登山口迄24分。

今日の山行総時間12時間でした。因みに歩いた歩数は42000歩でした。
私の年ではよく歩いたと思います。本当に疲れ果てました。でも気分爽快。

同行者ナリユキさんのHPはこちらです。




01.15年03月17日 向白神岳 ルート図。8日に敗退した1122m矢印。







02.15年03月17日 向白神岳 登山時間。今日の山行12時間でした。







03.15年03月17日 向白神岳 車の停まっている脇がいつもの駐車場。







04.15年03月17日 向白神岳 いつもの登山口。







05.15年03月17日 向白神岳 蟶山急登を登るヤンタさん。







06.15年03月17日 向白神岳 蟶山頂上。前回より雪が少なくなってきている。







07.15年03月17日 向白神岳 白神岳から登るご来光。7時7分。







08.15年03月17日 向白神岳 ナリユキさんが大峰分岐で追いついてくる。







09.15年03月17日 向白神岳 白神岳頂上。北東南西と回っていますが霞で遠くの山々は見えません。それにしても風が強い。


09.15年03月17日 向白神岳 白神岳頂上。北東南西と回っていますが霞で遠くの山々は見えません。






10.15年03月17日 向白神岳 白神岳でナリユキさんのカメラでパチリ。







11.15年03月17日 向白神岳 笹内川源流部。左側白神岳。右側向白神岳。







12.15年03月17日 向白神岳 1122mから今来たルートで120m下って来た。







13.15年03月17日 向白神岳 これが向白神岳の頂上です。







14.15年03月17日 向白神岳 向白神岳頂上から見る360度の展望北から東南西北と回っています。


14.15年03月17日 向白神岳 向白神岳頂上から見る360度の展望北から東南西北と回っています。






15.15年03月17日 向白神岳 向白神岳奥の静御殿。崩壊が激しい。







16.15年03月17日 向白神岳 ナリユキさんが静御殿へ下っていく。







17.15年03月17日 向白神岳 この下に三角点がある。頂上は狭く白神岳頂上の半分低度か?。
3人でヤッター。







18.15年03月17日 向白神岳 あこがれの山、一度は来たかった山、向白神岳の頂上に立つことができました。







19.15年03月17日 向白神岳 クレバスに片足2回落っこちた。引き上げるのに苦労した。







20.15年03月17日 向白神岳 意外と雪が深い所もある。







21.15年03月17日 向白神岳 位置がずれてしまいましたが雪虫も盛んに動き回っていました。







22.15年03月17日 向白神岳 途中のハート形の雪崩れ。







23.15年03月17日 向白神岳 雪にすっぽり隠れてしまった避難小屋。トイレも雪で使われません。







24.15年03月17日 向白神岳 段々お天気が下り坂。それにしてもきれい。







25.15年03月17日 向白神岳 クロモジの芽も膨らんできています。







26.15年03月17日 向白神岳 ツルアジサイの芽も膨らみ沢山の花をつけることでしょう。







27.15年03月17日 向白神岳 記帳所で帰りの届け出。2月25から3月17日迄。今日も無事終了です。又来月来ます。我々の3名の記載は一番下です。






ナリユキさんに感謝の一日でした。
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