能代市風の松原植物調査

15年09月22日 田代岳 1177.8m 荒沢コース 8.2km往復 単独

今日は天気予報も晴れマーク。農作業も無しなので急遽久しぶりの田代岳へ。
去年の記録を見たら昨年の10月20日以降登っていませんでした。
いつもは薄市沢か、大広手コースから登るんですが今日は初めて登る荒沢登山道から登ります。
その途中の岩瀬川の右岸にある糸滝を見たりして行きますが、本当に遠く感じられる。
ロケット実験場を過ぎるとすぐに荒沢登山道の駐車場になります。7時20分着。もう3台の車が駐車していて準備を始めている登山者、朝食をとっているご夫婦がおり、岐阜NOの方は大分早くに登ったようです。

今日は朝露が相当なものでトレランシューズでは無理と思い登山靴にスパッツを装備して、駐車場から150m位歩いて登山道入り口に着きいよいよ初めてのコースに挑戦です。
登山道は濡れており道路脇の笹、草木等も夜露にぬれており滑る。これではスパイク長靴の方がよかったと思うが後の祭り。でも登山靴でも十分。

7時55分林内コースと川沿コースの分岐にでるが、行きは林内コースを選択して行くが川沿いコースの分岐の所で10分弱位迷う。
登山道は倒れたブナの大木でふさがれたようになっておりよく見ないと解らない。マーキングをしてきました。
順調に高度を上げていきますがブナの大木が凄い。真っ直ぐ伸びていてすれていないように感じる。冬にも登るがいつも思うことです。
4合目の大広手・荒沢分岐を過ぎて登っていくが6合目を過ぎちょっと行った所で突然に目の前2〜3mぐらいの近さの所で熊が急に飛び出してきてびっくりして「あっ」と声を出してしまいました。
熊も驚いて私を見てすぐに元の来たところを引き返して行きましたが、私は少しバックをして2〜3分位周囲に目配りをして後は出て来ないのを確認してから登り始めました。怖かった。
登山で初めて熊に出会いました。こんなに近くにでるとは。熊除けの鈴が鳴っていたので熊がでるとは信じられない思いです。熊除けの鈴は効かないのかな・・・・と思ったり。熊も何かに集中して聞こえなかったりしてと思ったり・・・。とにかく急いで現地を離れ頂上を目指す。

9合目の湿原に着くがもう草紅葉の紅葉。岐阜から来た登山者が下山してくる。
山頂ドームを見ながら烏帽子岳まで行きたい思いながら頂上を目指すが、夜露、ヤブコギで濡れる、鞍部の湿地帯で足が埋まる・・・(ナリユキさんの情報)の理由で断念して田代岳頂上で今日の登山は終了することにして最後の急登を登る。

今日は汗もたいしてでなかったし、登山道の濡れ、夜露等を除けば涼しく気持ちのよい登山でした。頂上からの展望は雲により遮られてよくない。岩木山も雲の中。白神岳は見えていました。頂上で待っていても雲がなくなる様子もないのであきらめて下山する。

駐車場で会ったご夫婦2組と仙北から来た方、女性の単独、等々の方々とお会いしました。帰り川沿いコースを選択しましたが途中で通行止めのようにロープを張っていましたがその方向に進むと登山道がありません。
前の登山者が無理矢理急斜面を登ったような跡がありました。私は引き返してよく見たらロープの先に道路があるのを見つけこれを進む。
それにしてもあのロープの張り方を見ると、これ以上前に進むなと言うように誤解されてしまう。
管理者の方に一工夫考えてもらいたいものです。

考えている内に登山口につきます。帰りは滑るので転ばないように慎重に下山。それでも滑って後ろ向きに転ぶ。幸いザックに助けられる。肩も痛くなく無事下山できました。

帰りヤマブドウ採りのおじいさんが橋の下におり大収穫と喜んでおりました。又岩瀬川のナメが最高きれいでした。

今日の山行4時間。歩いた歩数17600歩。



01.15年09月22日 田代岳 今日の登山ルート図。







02.15年09月22日 田代岳 登山時間。これは参考になりません。ガイドブック等を参考にして下さい。







03.15年09月22日 田代岳 5時44分日の出。きれいだった。







04.15年09月22日 田代岳 山東ダム。まだガスがかかっている。右側が洪水吐。ロックフィルダムです。この建設には私も関わりました。懐かしいダムです。








05.15年09月22日 田代岳 岩瀬川で吊りを楽しむ人。







06.15年09月22日 田代岳 岩瀬川右岸にある糸滝。







07.15年09月22日 田代岳 駐車場には3台の車。岐阜・仙台NOの車。







08.15年09月22日 田代岳 荒沢登山口。







08.15年09月22日 田代岳 荒沢登山口。







10.15年09月22日 田代岳 立派なブナ林。新緑を思わせるような感じでした。







11.15年09月22日 田代岳 苔むしたブナの巨木。







12.15年09月22日 田代岳 ブナの根が張りだしている登山道。







13.15年09月22日 田代岳 立派なブナの兄弟に見える。







14.15年09月22日 田代岳 兄弟のブナを下から。多少色づいて来ている。







15.15年09月22日 田代岳 池塘2題。水がコバルトブルーのように澄んでいてきれいだった。







16.15年09月22日 田代岳 池塘周辺はクサモミジ状態。







17.15年09月22日 田代岳 頂上直下にある神の田。







18.15年09月22日 田代岳 頂上の田代山神社。







19.15年09月22日 田代岳 田代山神社本尊と私の落とした野帳があった。烏帽子岳で落としたものである思いますがおそらくナリユキさんが置いて行ってくれたくれたものと思います。ありがとう御座います。下手な字で書かれていて皆さんに見られていたかと思うと・・・・何と気恥ずかしい。記帳の帳面にありがとう御座いましたと書きました。







20.15年09月22日 田代岳 西側だけが見えて他は雲がたれ込めて全く見えません。北側から東、南、西、鍛えと戻ります。登山者は仙北から来た若い登山者です。







21.15年09月22日 田代岳 セルフタイマーでパチリ。







22.15年09月22日 田代岳 帰りに9合目であった、私が追い越したご夫婦。







23.15年09月22日 田代岳 枯れたブナにツルアジサイが絡み紅葉が始まっている。







24.15年09月22日 田代岳 帰って見たら車の数が増えていました。







25.15年09月22日 田代岳 帰り川の写真を撮ろうと思い下を除いたらヤマブドウを収穫しているおじいさんに会いました。私もそういえばおじさんでした。怪我のないように注意してねと橋の上から叫んだらありがとうのご返事。大豊作のようでした。







26.15年09月22日 田代岳 ヤマブドウの採取していたおじいさんの上流側のナメの沢。きれいでした。







展望は望めませんでした紅葉の一歩手前のグリーンシャワーを沢山浴びた一日となりました。
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