能代市風の松原植物調査

15年11月04日 太夫峰1163.9m 往復5.6km 単独

今日は3年ぶりで太夫峰に行ってきました。通称白神ライン(県道弘前西目屋岩崎線)が道路崩壊で今年通れませんでした。それが10月31日復旧工事も終わり11月13日の冬季閉鎖の14日間だけ通れるようになり急遽行ってきました。
今日はナリユキさんも行く予定でしたが仕事の都合で行けなくなり私単独になりました。
能代から白神ライン入り口まで37分。岩崎から登山口まで30分でした。距離70km。
途中のトイレで腹を軽くして準備をして5時10分登山開始です。

ヘッドランプだけでは心もとないのでLEDの大型懐中電灯で登山道を照らしながら転ばないように注意してユックリ足下を照らして進みます。5時40分頃になると明るくなってきてライトが必要でなくなる。懐中電灯をデポして前に進む。それにしても今日は凄い天気になるようですが多少風があり汗ばむこともなく快適な登山です。
それと登山道は見違えるほど整備されております。どこの登山道もこのように整備されておればと思うが・・・・。6時20分頃朝日が登ってくる。
太夫峰頂上の東側斜面が朝日により赤く染まる。1050m付近から登山道に薄っすらと雪が積もっている。その雪の上に熊らしき足跡が頂上迄続いている。又ナナカマドの実を食べたのか赤い糞が結構登山道にあった。熊除けの鈴を大きく鳴らしながら頂上を目指す。頂上に6時45分着。
最高のお天気だが少し肌寒い。

写真を撮り展望を楽しみ直角峰の藪に挑戦してみる。まず眼鏡を外し、帽子の上からヘルメットをかぶり防護して行く。果たして行けるかどうかわからないし、一人では心許ない。
多少下って又僅か登りであるが、藪の中を進みながら動画を記録してみたがとても撮られたものでありません。
藪払いの為には両手が必要です。でも下を見ると誰か歩いた足跡と熊の足跡があります。これを頼りに行ってみるが何と親指の太さもあるネマガリダケ、低灌木の枝が邪魔をしてなかなか前に進めない。
木の枝が目に刺さって右目が痛くなる。防護眼鏡、臑あても必要です。
とにかくできる限り灌木を避けて笹藪を泳ぐようにして直角峰にたどり着く。時間を見たら20分もかかっていた。これでは吉ヶ峰までは一人では無理と考えてここで記録を撮りすぐに引き返す。帰りはもっと時間がかかりました。疲れが倍増でした。

又太夫峰に戻り遅い朝食をとりながら展望を楽しんで下山をする。下山中に長野県から来た登山者が3日の天狗岳の藪はひどかったと行っておりました。今日の太夫峰の登山道はどうしてこんなに整備されているのか不思議がっていました。東北百名山を目指しており明日5日の小岳で終了のようです。凄いですね。
又白神岳であった方が登ってくる。少しお話しして別れると女性単独の登山者に会う。この方も小岳に登りたいと行っておりました。小岳の林道については私は何も情報を持ち合わせていませんでしたのでわかりませんと応えるしかなかった。
登山口着9時20分。太夫峰登山で歩いた歩数は13200歩でした。まだ時間があると思い、帰り白神岳へ登ってみようと思い、笹内川周辺の残りの紅葉を楽しみながらドライブをして白神岳登山口に向かう。



15年11月04日 白神岳1232m 2.3km明示ヶ所迄往復8.4km 単独

15年11月04日 白神岳1232m 往復13km 単独:約1時間かかって白神岳登山口の駐車場に着き果たして登れるのかどうか不安でしたがまず行ける所まで行こうと思い登山口へ着き、ポシェットに水食料等をザックから入れ替え10時22分出発。私が最後の登山者のようであった。
スピードを上げてマテ山・二股分岐、最後の水場と飛ばしていくが、最後の水場からの急登で汗がダラダラ流れ出るようにでる。脱水症状の状態になり、呼吸が荒くなりこれでは危険と思いアミノバイタルと芍薬甘草湯を服用し休み休みマテ山分岐に向かう。
いつもより区間時間5分遅れ。ブナ街道を進むが足が言うことを聞いてくれません。
何とか2.3km表示パネルまで到着。ここでも区間時間5分遅れ。もう疲れてバテバテでした。これから大峰分岐まで急登が待ち受けており、いつもならここから頂上迄1時間の行程ですが今日の体力では1時間半もかかると思い、帰りの体力温存も必要と思い63回目の月に一度は登りたい山はあえなく断念。

でもこれが正解でした。帰り足が引きつり大変でした薬を2回服用。
自宅に帰った晩も足が引きつり大変でした。11月はまだまだ時間がありますのでお天気と相談して挑戦します。それにしても体力、気力がなくなってきている。無理のできない年になってきていることを特に感じた今日の山行でした。
白神岳で歩いた歩数は17800歩。合計31000歩。今日の山行二つ合わせて7時間30分でした。



01.15年11月04日 太夫峰・白神岳登山時間。







02.15年11月05日 太夫峰 登山道にある標柱。







03.15年11月05日 太夫峰 5時30分ようやく東の空が明るくなってくる。きれいだ。







04.15年11月05日 太夫峰 登山道は笹、灌木等がきれいに刈り払いされて広く最高。登山道にブナのジュウタン。







05.15年11月05日 太夫峰 6時18分ようやく朝日が顔を出す。







06.15年11月05日 太夫峰 太夫峰に朝日があたりきれいです。奥の山が直角峰です。







07.15年11月05日 太夫峰 湿原に水はなかった。







08.15年11月05日 太夫峰 1050m付近から登山道に雪がある。これは熊の足跡か?頂上まで続いている。







09.15年11月05日 太夫峰の三角点。







10.15年11月05日 太夫峰 頂上からの展望。







11.15年11月05日 太夫峰 タイマーパチリ。風があり寒い。







12.15年11月05日 太夫峰 直角峰から吉ヶ峰から向白神岳へ向かう登山道。







13.15年11月05日 太夫峰 直角峰に向かうが藪が凄い。誰か通った踏み跡がある。熊さんも通っていてナナカマドの果実を食べた後の赤い糞が凄い。







14.15年11月05日 太夫峰 直角峰からの大展望。忘れたのは吉ヶ峰です。







15.15年11月05日 太夫峰 直角峰から見る太夫峰。







16.15年11月05日 太夫峰 直角峰から見る岩木山。







17.15年11月05日 太夫峰 直角峰から見る向白神岳。







18.15年11月05日 太夫峰 直角峰から見る吉ヶ峰。







19.15年11月05日 太夫峰 太夫峰の頂上で見たシャクナゲの萼片でしょうか。それと来年の花芽の準備も怠りないようです。







20.15年11月05日 太夫峰 上の方は白神岳であった方で素晴らしい足の早い方です。下は単独で登ってきた若い女性の方。太夫峰でこのように登山者に会うなんて今までなかったとです。







21.15年11月05日 太夫峰 ここが登山道入り口です。これで太夫峰の登山は終了です。関係者の方々にお礼。最高の登山道でした。ありがとうございました。







22.15年11月05日 太夫峰 笹内川左岸の紅葉。







15年11月04日 白神岳1232m 2.3km明示ヶ所迄往復8.4km 単独


23.15年11月05日 白神岳 登山口を少し入った紅葉。これより上はほとんど終わっておりました。







24.15年11月05日 白神岳 葉を落としたブナの巨木と、青空と飛行機雲。







25.15年11月05日 白神岳 白神岳の登山道も黄葉のジュウタン。







26.15年11月05日 白神岳 今日は残念ながらここでリタイア。63回目の登山とはなりませんでした。無念ですが・・・。







27.15年11月05日 白神岳 いつもの白神岳川河口から白神岳のトイレが見える。





11月又お天気のいいときにチャレンジです。
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