能代市風の松原植物調査


サンゴジュ
(珊瑚樹) (スイカズラ科)常緑高木。雌雄同株。


高さ20mほどになる。

樹皮は葉尾褐色。
冬芽は長さ8〜17mm芽鱗は2〜3対ある。葉痕は皿形〜半円形。

葉は対生で、葉身は長さ7〜20cm、幅4〜8cmの楕円形〜長楕円形。葉は革質で表面は光沢がある。
縁は全縁か、波状の鋸歯がある。裏面全体に細かい腺点がある。
成葉では裏面の脈腋に星状毛が生える。葉腋の凹みに小さな星状毛がある。

花は6月枝先に長さ5〜16cmの円錐花序を出し、径6〜8mmの白色の花を多数つける。花冠の上部は5裂する。

果実は核果で、長さ7〜9mmの楕円形〜卵形で8〜10月に赤くなり、完全に熟すと黒くなる。
核は長さ6〜7mmで、深い縦溝が1個ある。

花期6月。本州(関東地方南部以西)、四国、九州、沖縄。



01.16年04月06日 サンゴジュ 幹は直立。ずっと追跡してしているが急に大きくなったような気がする。4株ほどある。樹形は円錐形。右写真は庭木を記録させていただきました。




02.16年04月06日 サンゴジュ 幹の樹皮は灰色で細かい白い皮目がある。




03.16年04月06日 サンゴジュ 枝も幹と同じ樹皮。




04.15年08月18日 サンゴジュ 本年枝は緑色で突起状の皮目ある。




05.16年04月06日 サンゴジュ 葉は互生。




06.15年08月18日 サンゴジュ 葉の表裏面で、葉は対生。




07.15年08月18日 サンゴジュ 葉は長楕円形で11.5〜17cm、幅幅4〜8cmで柄の長さ3cmで、側脈7〜8の固体。葉は革質で表面は光沢があり裏側は粉白色。




08.15年08月18日 サンゴジュ 葉の表無毛。



09.15年08月18日 サンゴジュ 葉先尖る。




10.15年08月18日 サンゴジュ 葉の縁は波状の鋸歯で先端に棘状の突起。




11.15年08月18日 サンゴジュ 葉の基部楔形。葉柄は無毛。




12.15年08月18日 サンゴジュ 葉の裏側無毛。図鑑では腺点があるとありますが、私のカメラではここまでで何とか確認できる程度。葉を透かして見てもよく分からない固体であった。




13.15年08月18日 サンゴジュ 主脈と側脈交点部の凹部はなにか?。




14.15年07月08日 サンゴジュ 花は5弁花で、花弁反り返り雄しべが5個で突き出る。




15.15年07月08日 サンゴジュ 1個の花の長さは8mmの個体。写真右下、花の径は5mmの個体。




16.15年07月08日 サンゴジュ 花を縦に切断。花弁5個。雄しべ5個。雌しべ1個。




17.15年07月08日 サンゴジュ 1個の雄しべの長さ6mmの個体。写真左上、子房と雌しべ。雌しべは極端に短い。写真右上、雌しべ柱頭。小さくて私のカメラではここまで。




18.15年07月31日 サンゴジュ 沢山の果実をつける。




19.15年07月31日 サンゴジュ 1個の果実は楕円形で長さ9mmの固体でまだ先に柱頭が残っている。




20.15年08月12日 サンゴジュ 種子は長さ6mmの快で深い縦溝が1個ある。




21.15年08月18日 サンゴジュ 葉痕は三日月形、維管束痕は3個。




22.13年01月20日 サンゴジュ 頂芽は1個、側芽はは葉腋からでる。対生。



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