12.14年06月09日 シバ 葉の裏は無毛で並行脈が走っている。

能代市風の松原植物調査


シバ(芝) (イネ科)多年草。


海浜、原野、山地、路傍などの日当たりのよい所に普通に生育し、群生する。

越冬芽は匍匐茎の各節に直立してつくき、枯れた葉鞘に包まれる。
茎は堅く、匍匐茎は地表を長く横走し、各節から短い直立茎を出して繁殖する。
直立茎は高さ10〜20cm。

葉は長さ2〜10cm、幅2.5〜4mm。

総状花序は長さ2〜5cm、花軸には関節がなく、短い枝の先に小穂をつける。
小穂は不整卵形、光沢があり紫色を帯び長さ3mm、幅1.5mm、1花からなり、発達した第2包穎に包まれ、第2包穎は革質・平滑。

果実は卵形、茶褐色、無光沢、長さ1.2mm。

花期は6〜7月。日本全土。



01.14年06月09日 シバ 日当たりのよい所に生育。




02.14年06月09日 シバ 丈は9cm以下の個体ですが、このように根が横走しており採取すのにも一苦労でした。それだけ強い。




03.14年06月09日 シバ 採取した資料ですが丈は9cm以下の個体。




04.14年06月09日 シバ 根茎を洗って記録。




05.14年06月09日 シバ 茎は無毛で、茎の断面は円形で芯は空洞。




06.14年06月09日 シバ 葉鞘口部の閉じているものや開いているものがある。葉耳に毛がある。




07.14年06月09日 シバ 葉舌を無理矢理開いて見たものですがただ白いだけしか確認できませんでした。下写真は葉舌開いて上から記録したものです。葉舌の白いヶ所は1〜2mm程度の固体。




08.14年06月09日 シバ 葉は披針形で厚く長さ5cm以下で幅6mm程度の固体。




09.14年06月09日 シバ 葉の表側に毛がある。




10.4年06月09日 シバ 葉の縁は鋸歯はありませんが、上向きの突起物がありざらつく。




11.14年06月09日 シバ 葉の先は鋭頭で。表側に巻く性質を持っているようです。




12.14年06月09日 シバ 葉の基部葉鞘は茎に巻く。




13.14年06月09日 シバ 葉の裏は無毛で並行脈が走っている。




14.14年06月09日 シバ 花穂は雌性期、雄生期も終わり果実期に入っています。残念ながら雄しべ雌しべは記録できませんでした。花序は花茎に先に1個つき、花穂は30mm以下の個体。.




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