能代市風の松原植物調査


シュンラン(春蘭) (ラン科)多年草。


乾燥した林内に生える。
根が太くて本数が少なく、古い株の根元が膨らんで球根状になっている。

葉は地表から出る根生葉で、細長く、薄いが硬く、根元から立ち上がり、曲線を描いて下に向かう。長さ20〜35cm、幅0.6〜10mmの線形。

花茎は肉質で太く高さ10〜25cmになり、膜質の鱗片に被われる。
葉の陰に茎をのばし、株立ちになる。
花は普通1個つき、萼片は帯緑色〜帯黄緑色で長さ3〜3.5cm。
側花弁はやや小さい。唇弁は白色で濃赤紫色の斑点がある。

花期3〜4月。北海道〜九州。



01.11年04月20日 シュンラン 葉は地表から出る根生葉で、細長く、薄いが硬く、根元から立ち上がり、曲線を描いて下に向かう。株立ちになる。




02.12年04月06日 シュンラン 採取した固体。




03.12年04月06日 シュンラン 根は太いが根張りはあるとは言えない。




04.12年04月06日 シュンラン 基部の鞘は茶色。




05.11年09月22日 シュンラン 茎は無毛で、写真下は茎の断面で、円形で芯は空洞がない。




06.11年04月20日 シュンラン 葉の表面は無毛でツルツルして光沢がある。葉は線形で縁に鋸歯がありざらつく。




07.11年04月20日 シュンラン 葉は線形で縁に鋸歯がありざらつく。葉の裏も無毛で平行脈が浮きでている。葉は線形で縁に鋸歯がありざらつく。写真裏側矢印ヶ所。




08.11年04月20日 シュンラン 葉先は鋭頭。




09.11年04月20日 シュンラン 葉のやや下側の断面ですが上が表面側、下が裏面側。広いV字形で、維管束が結構多くある。




10.11年04月21日 シュンラン 花茎は薄膜状の鱗片にゆるく包まれ、鱗片は透けて見える。淡い黄緑色の花は横を向いて咲く。




11.11年04月21日 シュンラン 淡い黄緑色の花は横を向いて咲く。




12.12年05月01日 シュンラン ラン科の花の雄しべとめしべは合着していてずい柱となる。A=上顎片。B=側弁。C=側萼片。D=唇弁。E=蕊柱。F=葯と柱頭。




13.12年05月01日 シュンラン 花の裏側。鱗片が透ける。





14.12年05月01日 シュンラン 萼片は長卵形で表裏とも無毛。




15.11年04月20日 シュンラン 上と左右に開いた3枚の花弁状のものと、その内側に開いていない緑色の花弁(側弁)が2枚上側から被さっている。この5枚は楕円形の黄緑か緑でつやがある。




16.11年04月20日 シュンラン 唇弁の上に、雌しべと雄しべが合着した棒状の「ずい柱」があり、先端に「花粉塊」という花粉の塊があり、すぐ奥に柱頭がある。




17.11年04月21日 シュンラン 果柄は赤い。




18.12年05月01日 シュンラン 唇弁を取り除いた蕊柱。




19.12年05月01日 シュンラン 唇弁。




20.12年05月01日 シュンラン 子房の断面。




21.13年04月22日 シュンラン 果実。




22.11年09月22日 シュンラン 果実には稜があり熟すと割れ種子を飛ばす。




23.11年09月22日 シュンラン 科実を縦に切断した断面。種子が一杯詰まっている。




24.11年09月22日 シュンラン 種子。



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