能代市風の松原植物調査

白神岳1235m 周回コース 里程13km 2人行 69回目 16年04月26日 

4月は家庭菜園とボランテア活動で忙しく山に行きたいと思っていてもなかなかお天気と日程調整が上手く行かず、月に一度は登りたい山「白神岳」に4月に行けないのかと思っていました。
ところが家庭菜園も一区切りついたというか、つけたというのか何とか26日開け雨さえ降らなければ登ると言うことで景色・展望は晴れても黄砂で視界が効かないことが解っていますので、私の体力がどれだけ衰えているのかこれが一番知りたかった。
3時間半で行ければヨシとして4時間かかるかもしれないと思いつつ自宅を4時40分に出てコンビニで食料を調達して登山口のちょっと入った白神山荘のところにいつものお猿さん出迎えてくれました。白神岳では初めての記録です。
登山口大駐車場に着。本当の登山口の駐車場まではもう行けません。ここで出迎えてくれたのはたった1本しかない満開の桜でした。
準備をしていると何とナリユキさんのが来ました。お話していると昨日のメールを見ていませんかと言うナリユキさん。私は昨日疲れて早く寝てしまい見おとしてしまったようです。大変申し訳ない。

準備を終わった私が先にスタート。どうせすぐに追いつかれるのが解っている。それにしてもマテ山・二股分岐の間はブナ他の木々も大分芽吹きだして来ている。それと花を記録しながら歩くが、案の定マテ山・二股分岐で追いつかれてしまう。
ナリユキさんは二股コース、私は体力に自信が無いためマテ山コースを選択して頂上で待ち合わせしようということになり別行動。
それにしても身体が重い。2.3km表示パネルよりちょっと上から登山道に雪があり、まだ朝が早いため雪は硬雪で歩きやすい。
いよいよ最後の急登大峰分岐までの苦しい急坂。それにしても沢山の鶯さんの声に励まされ何とか登り切りました。鶯さんに感謝です。
急坂から何回も二股コースと頂上を見るがナリユキさんの姿は見えませんでした。ナリユキさんも私のことを探したようですが、やはり解らなかったようです。

大峰分岐から頂上までは快適な雪渓歩きです。最高。いつもこのように硬雪であればと思いますがそうはいきませんね。向白神岳の奥に薄っすらと岩木山が見える。
鞍部のクレバスに注意しながら頂上を見るがナリユキさんの姿が見えない。避難小屋にいるのかなと思っていましたが頂上に着いてみるとナリユキさんがいませんでした。二股の登山道の雪の後を見たら登ったトレースがないのでまだついていないことを確認。

私は頂上で待つことにしました。頂上まで3時間位で登れたのでまずまずです。軽食をとって写真を記録したりして展望を楽しんでいると9時半にナリユキさん無事到着。
ナリユキさんと頂上でお話していると二股分岐から上の方はイワウチワだらけの登山道で大群落があるとのこと。マテ山コースは、マテ山・二股分岐まで何もないと言うこと、帰りはナリユキさんも私も二股コースを選択して下山する。

私はこの残雪期の二股コースは初めてです。向のマテコースから見るのと全く違うことに気づかされます。大変勉強になりました。
久しぶりに二股の急登を下るが、この時間になると雪も硬雪から腐れ初めてきてよく足が雪を踏み込み抜け落ち転ぶ。又低灌木が登山道を塞いだり結構迂回する。二股分岐から半分の09km地点よりやや上から登山道に雪が無くなり少しずつイワウチが見え出す。段々下るにつれて多くなってくる。

本当にイワウチ街道と言った所である。よく斜面を見ると大群落が沢山ある。姥石を過ぎて下っていくと益々群落が大きくなり得に二股分岐のちょっと上は凄い。
写真にどのように表現していいのか解らずとにかく撮る。それにしても凄いところである。

イワウチを取り終わり二股分岐で水分補給して休まず進む。三の沢でタイム記録忘れ。
それにしても一の沢まで登山道が荒れており又崩壊が増えていて足場を固めながら進まなければならないところもあり、狭いキャットウオークもより狭くなっており壁に両手をつけて慎重に進まなければ沢に落ちてしまうと頃もあり、担当の官公省庁には一日も早い復旧を御願いをしたもんです。

こうして今日の登山は終了しましたが怪我も無く無事登山口に着。ナリユキさんにイワウチを見させて頂き感謝です。今日登ったの2人だけでした。
帰りはいつも鰰館でソフトで喉を潤す。スキンメッシュを着ているんですが汗で寒くエアーコンの温度を上げても低体温症は治まらず自宅へ帰って着替えてストーブで暖をとりようやく解消。これからは必ず着替えを持って歩きます。
現在お花は登山口からマテ山・二間分岐までです。若葉が芽吹いてきました。

今日の山行7時間18分の月一の登山でした。因みに歩いた歩数24500歩でした。

同行者ナリユキさんのブログはこちらです。




01.16年04月26日 白神岳周回コース登山時間。






02.16年04月26日 白神岳 お猿さん。いつもカメラを出すと逃げるんですが今日は立ち止まってくれていました。







03.16年04月26日 白神岳 駐車場のサクラ。







04.16年04月26日 白神岳 下のブナは芽吹いてきました。待ちこがれた萌葱色です。







05.02.16年04月26日 白神岳 シラネアオイ。







06.02.16年04月26日 白神岳 オオタチツボスミレ?。Kさんから「タチツボスミレ」に訂正します。







07.16年04月26日 白神岳 テングスミレ。







08.16年04月26日 白神岳 エゾエンゴサク。







09.16年04月26日 白神岳 大峰分岐から向白神岳とバックに薄っすらと岩木山が見える。







10.16年04月26日 白神岳 大峰分岐から頂上に向かう硬雪の雪渓の歩きは気持ちがよかった。







11.16年04月26日 白神岳 山頂手前の鞍部にクレバス。要注意。







12.16年04月26日 白神岳 いつもの頂上からの360°の展望。黄砂、霞で遠くの山々は見えませんでした。で頂上は風もなく穏やかでした。






13.16年04月26日 白神岳 頂上には殆ど雪がありません。一等三角点。







14.16年04月26日 白神岳 頂上から見る世界遺産の核心地益のブナ林。







15.16年04月26日 白神岳 ナリユキさんが二股コースを登ってくる。よく登ってきました。







16.16年04月26日 白神岳 ナリユキさんと。







17.16年04月26日 白神岳 この標柱から下がイワウチワ街道になります。







18.16年04月26日 白神岳 イワウチワ 群生1。







19.16年04月26日 白神岳 イワウチワ 群生2。.







20.16年04月26日 白神岳 イワウチワ 群生3。私の腕が悪く広く見せることができません。







21.16年04月26日 白神岳 イワウチワ 白色のきれない種。







22.16年04月26日 白神岳 イワウチワ ピンク系が圧倒的に多い。







23.16年04月26日 白神岳 イワウチワ 正面と横を向いたイワウチワ。







24.16年04月26日 白神岳 姥石 拝礼。







25.16年04月26日 白神岳 二股分岐。矢印の方向に登っていく。







26.16年04月26日 白神岳 スミレサイシン 葉も花も大きい。







27.16年04月26日 白神岳 福寿草。







28.16年04月26日 白神岳 キクザキイチリンソウ。.







29.16年04月26日 白神岳 エンレイソウ。







30.16年04月26日 白神岳 ニリンソウ。







31.16年04月26日 白神岳 クロモジ 小さな花は下向きに房状につける。







32.16年04月26日 白神岳 ハテナ?。フウロケマン?。Kさんから「ミヤマキケマン」とあるが?です。






今日のイワウチワは圧巻でした。又来月登らせて頂きます。
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