能代市風の松原植物調査

16年03月15日 白神岳 1235m 蟶山コース 里程13km2人行 

今日はナリユキさんと向白神岳へ挑戦です。暗いと靴を履いたり、スパッツを着けたりで意外と時間がとられますますので自宅で段取りをしていく。
朝3時に自宅を出てコンビニで買い物をして登山口駐車場に着いて4時出発。
カメラがないことに気づきこれはコンビニで落としたと思い急遽自宅付近のコンビニまで戻る。
このオリンパスのタフG1のカメラは植物の観察に欠かせないカメラですので戻ったわけです。
5時にナリユキさんにTELしたらもう登山口近くまで行っているいるとのこと。先に登って下さい。私は今日は白神岳までであきらめる旨を連絡。
コンビニについて聞いたらないとのこと。自宅の車庫に戻り確認したら落ちていました。
どうして落ちたのかわかりませんが自宅の車庫にあれば取りに戻ることもなった。でもあったことに感謝ですが。今度からザックにくくりつけておきます。戦意喪失。

すぐに又登山口へとって引き返す。そうしたらナリユキさんが待っていてくれました。
すぐ準備と言ってもザックを担ぐだけですので2人で出発です。
それにしても登山道に雪がない。最後の水場付近まで行くと雪があるがそんなにない。
凄い硬雪になっている。最後の水場を過ぎてマテ山方向と真っ直ぐの斜面分岐でスノーシューに履き替える。
新雪が積もっており最中状態。これから右足下がりの斜面が尾根まで続く。
何度も滑って後戻りを繰り返す。何回もスノーシューを突き入れて何とか高度を稼いでいく。
最後急な登りですが何とか乗り越え尾根にたどり着きブナ街道を歩くがとにかく寒い。
北西の風が吹き地吹雪と新雪が多いところで30cmも積もっております。

私はドライアクセルの上に化繊の下着とジャケットだけですのでとにかく寒くて1000m地点辺りで下着の上にソフトシェルを着こんで、ジャケットの上に合羽を着て、靴の紐の緩みを直し、アイゼンに履き替えスノーシューをここにデポしておく。
この間薄い手袋で作業するが冷たくて指が曲がらない。
ナリユキさんはただ待つのではなく寒さに耐えきれず足踏みをして体温を下げないようにしている。
私がもう少しで終わる頃ナリユキさんは先にラッセルしていく。
着替えて私も後を追いかけるが着替えをしても寒い。今まで経験したことがない寒さです。

何とか最後の急登地点にきてこれから大峰分岐までの最後難関です。カメラを取りだして写真を撮りたいが、手袋ではシャッターも切れないしインナーを出してまで写真を撮りたくない。手もそれだけかじかんでいた。

登って行く途中で急に風が止みました。よかった。
大峰分岐にたどり着き後はやや平坦な道を進む。ようやく白神岳の頂上に到着。遠くの山々は望むことはできませんでした。頂上の雪も大分少なくなっており2月12日に来たときより40cm程少なくなっておりました。この間は風も止みよかった。でも時折強風が吹き雪を舞い上げる。

写真を記録して避難小屋玄関が開いたので入ってみると雪が氷状態になっていた。
ショウスケさんの3月4日のブログに避難小屋に雪が張っているとありました。1階にもあったので2階も見ましたがありました。どうしてきちんと戸、窓を閉めて行かないのでしょうか。
今日は寒くて雪が融けて床が水浸しにはなっていませんでしたがこれからビショビショになるので泊まりの人は大変だろうと思います。

ここで軽い軽食を取る。やはりじっとしていると寒くなってくる。
後向白神岳の偵察に行きましたがすぐに戻る。
今日はあまりの寒さと新雪、地吹雪のため挑戦は止めにし、帰途につく。
大峰分岐直下の急登付近から又風が強くなり地吹雪。
下のブナ街道を歩くが、我々の朝のトレースが地吹雪でかき消されている。ブナ街道の尾根の歩きは、最後の水場からの斜上のルートを調査しながら下山する。
帰りの道でも雪は融けておらず氷りの状態で滑る。

登山口手前で福寿草が咲いている。春が確実に近づいている。花は心が和みます。
駐車場に着いたら森林管理局の方がパトロールに来ていました。

今日は私の落ち度でケチのついた登山になりナリユキさんには大変ご迷惑と、待ってもらったり、いつものことながらナリユキさんにずっとラッセルさせてしまい、いつもながら感謝です。

今回3月で67回目の月に一度は登りたい山になりました。
今回の寒さは初めての経験です。
今日の山行7時間30分。因みに歩いた歩数24000歩。
遅い昼食を不謹慎ですが車中で食べながら自宅へ帰還です。今日も無事終了です。

同行者ナリユキさんのブログはこちらです。


01.16年03月15日 白神岳登山時間。







02.16年03月15日 白神岳 頂上の雪も融け始めてきました。







03.16年03月15日 白神岳 南側に伸びる稜線。







04.16年03月15日 白神岳 いつもの白神遺産地域のブナ林。







05.16年03月15日 白神岳 避難小屋とトイレ。いつもは岩木山が見えるのだが。今日は残念です。







06.16年03月15日 白神岳 ナリユキさん。今日も難儀をかけました。







07.16年03月15日 白神岳 着ぶくれですがそれでも寒い。







08.16年03月15日 白神岳 岩崎方面。







09.16年03月15日 白神岳 いつもの頂上からの360度の展望。岩木山は見えない。地吹雪が舞っている。とにかく寒い。






10.16年03月15日 白神岳 避難小屋の室内に入った雪。ショウスケさんの時より少なくなったとは言え氷状になった雪。利用者はきちんと戸を閉めていって下さい。我々は玄関から入れた。







11.16年03月15日 白神岳 小屋の中で軽食をとるナリユキさん。それにしても寒くナリユキさんのスマホのフェスブック操作で手が震えてる。







12.16年03月15日 白神岳 ショウスケさんが頂上から見て下山時忘れていたダケカンバの大木。








13.16年03月15日 白神岳 最後の水場も大分雪が融けてきました。







14.16年03月15日 白神岳 朽ち果てた大木。







15.16年03月15日 白神岳 登山道脇にフクジュソウも咲き始めてきました。







16.16年03月15日 白神岳 登山口。我々の車2台だけ。







17.16年03月15日 白神岳 いつもの白神川河口から見る白神岳。







18.16年03月15日 白神岳 ナリユキさんからの写真追加。大峰分岐の急登を登っている鷲です。







19.16年03月15日 白神岳 ナリユキさんからの写真追加。大峰分岐から頂上に向かって歩く。頂上はもうすぐです。







20.16年03月15日 白神岳 ナリユキさんからの写真追加。頂上でナリユキさんとのツーショット。







21.16年03月15日 白神岳 ナリユキさんからの写真追加。下山を開始する私。










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