能代市風の松原植物調査

白神岳1235m 蟶山コース里程17km単独 66回目 16年02月12日

月に一度は登りたい山、白神岳でしたが1月に2回チャレンジしましたが体調不良によって今年始めてから残念な結果に終わっております。
2月に入って体調を回復させたいと思いトレーニング、生活習慣の改善を図って来ましたが今一ですが、2月に入って初めての晴れマークでしたので登れるかどうか不安でしたが行くことに決めて、前日準備して又スノーシューのメンテを行い離雪スプレーも施して用意万端。
自宅出発4時。道路には雪は無いが凍結ヶ所があると思い慎重運転。
4時50登山道に着くと雪が積もっており私の車ではいつものY字路のところで終わり。
下山後登山口まで入ってきた車があったようですがおそらく登山関係者のランクルだと思いました。
私も大きい車が欲しいと思いますが何せ先立つものが。
準備して林道出発8時18分ヘッドランプをつけて出発です。登山口で記帳所の帰りの確認書を見たらナリユキさんが8日に登っていました。

登山計画を出して6時03分挑戦です。
登山道は2〜3日前に雪が降ったようでパウダースノーです。それでも8日に登ったナリユキさんのトレースが薄っすらと解りました。歩きやすい。風もなく穏やか。
冬山分岐につきますがもうすでにここまで来るのに8分遅れ。ここで水分補給と用心のため痙攣防止の薬とアミノバリューを服用。

いよいよ急登です。スノーシューのリフテングをして登っていく。ナリユキさんのトレースがあり楽であるが例年と違い雪が少ないため笹藪、低灌木が行く手を阻むところもある。又トレースも雪で消えているところもある。急登で新雪もあり最中状態でスノーシューを蹴り入れても滑って又もとの位置に戻ったりで苦労する。
シューに雪が乗り引き上げに苦労する。
何とか急登を登る切ると朝日が木々の間から登ってくる。
ヘッドランプを外してマテ山まで登っていくが左太腿が悲鳴を上げてくる。何とか休み休み頂上に着く。この区間で25分遅れ。

トレースもここまででこれからは新雪も積もっており深いと言っても5から20cm程度の一人ラッセルが始まる。ブナ街道を行くが足が重い。ちょっとした急登では何回も滑り落ちる。
これらを繰り返しながら高度を上げていくが2.3kmと最後の急登の表示を見おとしてしまう。

いよいよ大峰直下の急登ですがお天気がよく大峰方面、沢部の樹氷がきれい。又白神岳の全容も姿を現してくる。でも南西の風が強く吹き荒れている。
足が進まないが何とか急勾配の展望台付近で雪坪に落ち上がるのに時間をとられる。
折角雪の上に上がれば又雪が落ちこれを4回も繰り返す。本当に疲れる。
ようやく脱出し大峰分岐に到達。マテ山〜大峰分岐迄の区間時間はいつもより1時間24分の遅れでした。雪坪脱出と、歩行速度に相当の遅れがあった。

大峰分岐に出たら風が強く尾根を地吹雪が舞っていく。写真に撮ったつもりが写っていなかった。
向白神岳がきれいに見えていた。ただその奥に見える岩木山が今日は見えないのが残念。
尾根は毎年の雪の状態を見せていた。
後はすぐに白神岳の頂上。ようやく66回目を登ることができました。ヤッターという感じです。
それにしても6時間もかかってしまいました。昨年は4時間半強で登っています。
年齢、体調、山のコンデンション等いろいろ複合して冬山は時間が読めません。
でも今回ほど達成した喜びは今までありませんでした。今年の向白神岳へ登って以来の喜びです。

頂上は尾根と違って意外と風がない。それでもじっとしていると寒いので写真撮影後トイレの方に移動して昼食のパンを食べていると一人の登山者が登ってくる。能代のNさんと言う方で先週と来週も登る予定のようです。凄いタフネスマンです。秋田の登山クラブに入っているようです。
ここで一緒に食事して私は下山してNさんは頂上へ。

後は急坂で転ばないように、景色を見ながら一気に下山する。今日は体調の件も心配されましたが登れてよかった。因みに歩いた歩数27800歩でした。

帰り運転しながら八森の御所の台のマンサクが気になり知人に電話したら咲いているとのことで急遽見に行く。結構登っていくがトレッキングシューズのため楽に登っていく。目当てのマンサクは夕方のためか完全に開いていないようでした。それでも2種のマンサクを見られよかった。この山登りを加えた今日の歩数は34500歩に達しました。まだまだ体調に不安が残る一日でしたが遅い速いは別にしてまずこれだけ歩ければと思いましたが、もう少し摂生をしなければと思う一日でした。

もう夕方に近いのでいつものアリナスのサウナへ直行。風呂に入り自宅に戻り今日一日が無事終了。13日この編集をしていますが全身が疲れ特に腰の筋肉痛が出ています。これも御褒美でしょうか・・・・。




01.16年02月12日 白神岳 登山時間。







02.16年02月12日 白神岳 冬のいつものY字路のところに駐車。







03.16年02月12日 白神岳 03.白神岳登山口と記帳所。







04.16年02月12日 白神岳 冬道分岐。







05.16年02月12日 白神岳 マテ山頂上。いつもの半分以下の雪の量です。







06.16年02月12日 白神岳 マテ山頂上での360度。木々が邪魔をしている。






07.16年02月12日 白神岳 白神岳とトイレが見えてくる。







08.16年02月12日 白神岳 大峰分岐直下の急登から、大崩、崩山、大峰山等を見る。






09.16年02月12日 白神岳 大峰分岐直下の急登。写真で見ると緩やかに見えるが実際は相当な急登です。







10.16年02月12日 白神岳 急登で4回も落ち中々抜け出られなかった。ここで相当な時間ロス。







11.16年02月12日 白神岳 大峰分岐から見る向白神岳の山々。








12.16年02月12日 白神岳 大峰分岐から頂上に向かう稜線歩きだが風が強く地吹雪が稜線上を飛んでいくが写っていませんでした。シュカブラ。







13.16年02月12日 白神岳 西側斜面の低灌木の樹氷。







14.16年02月12日 白神岳 避難小屋玄関側はスコップテで雪をかけば入れるような状態。裏側は2階から入れる。







15.16年02月12日 白神岳 ようやくたどり着きました。感激です。山頂は真っ平らでした。山頂着11時17分。6時間かかりました。 山頂のポールも頭だけ出していました。例年ですと見えません。15年07月07日田中陽希さん200名山の時の写真と比較してください。







16.16年02月12日 白神岳 頂上から見る360度ですが遠くの山々は霞で見えず。







17.16年02月12日 白神岳 向白神岳と岩木山の麓だけ。







18.16年02月12日 白神岳 世界遺産のブナ林。







19.16年02月12日 白神岳 お天気最高。飛行機雲。







20.16年02月12日 白神岳 頂上で感激をタイマーでパチリ。







21.16年02月12日 白神岳 山男のNさん。颯爽と登ってくる。







22.16年02月12日 白神岳 青空に映える木に積もった雪。







23.16年02月12日 白神岳 帰りいつもの白神川河口見る白神岳。







24.16年02月12日 白神岳 海もべた凪。







25.16年02月12日 白神岳 帰り八森の御所の台へ寄り マンサクを見に行く。アカバナマンサク。








26.16年02月12日 白神岳 マンサク。







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