能代市風の松原植物調査

16年03月04日 水沢山822.4m・焼山963.8m 距離不明 3人行

今日は能代市で一番高い山、焼山963.8mに挑戦です。あまり知られていない山です。
前は登山道があったそうですが現在は廃道になっています。
ですから行くとすれば雪がある今頃しか行けない山です。今回もナリユキさんに同行です。
前に一度常盤林道から焼山に登っています。
今回は前回とルートが違い八峰町の水沢ダムから水沢山経由焼山のルートです。
私は水沢山迄の経験しかありません。ナリユキさんにルートを教えて頂こうと思っております。
今回も相当長い山行になると思い、私は足が遅いので早めに出て水沢山でナリユキさんと待ち合わせして焼山に行くことにして私は5時出発です。準備をして空を見ると星空です。今日はいいお天気を期待できそうです。

まず林道を歩きます。冬季は除雪区間外ですので車は入っていけません。まだ50cm程度の雪が積もっています。40分程度で登山口に着きますが初めから急登が続きます。
一部痩せ尾根を歩きますので注意して進む。ここでヘッドライトを外して尾根に向かって行く。
尾根に出ると捻れた大木があってよい目印になっています。これから殆ど尾根歩きで雪庇に注意して歩く。急登が一部にあり迂回して進む。ここらあたりは雪が薄く落ちる。落ちるとなかなか上がれないので注意して歩く。最中状態なので滑る。
木を頼りにしたり、ストックを横にして支えにして高度を稼いで登っていく。前水沢山に着いて下を見るとナリユキさんが登ってきているのが見える。大きな声で叫んで合図をする。
私は水沢山で待っていると50分位してナリユキさんと息子さんの2人で頂上に到着です。追いついて来ないと思ったら出発が30分程度遅かったとのこと。

いよいよ焼山へ向かって出発ですが最初は急な下り坂でこれからは多少の登り下りを繰り返して810m地点の鞍部に到着。これから950m地点の展望台分岐迄最後の急登です。さすがに疲れてきてきていや苦しい。展望台分岐に出ると急に東側の展望が開ける。後ここから焼山の頂上は目の前。
だが雪庇が張り出して危険でこれを避けるため灌木のヤブコギが始まる。ここで急勾配のヶ所がありトラバースしようと一旦下ったがクレバスがありナリユキさんが落っこちる。幸い怪我もなくよかったが脱出に手間取る。
トラバースも駄目で結局元に戻り急勾配のところの雪を落とし何とか立木を利用して降りることに成功。たかだか3から4mの高さだが時間をとられる。後は雪庇を注意して行くと焼山到着です。ようやく辿り着きました。
水沢山から焼山迄ナリユキさんのラッセルに助けられました。ここ迄休憩を入れて7時間です。ここで簡単な昼食をすませ景色を見てと言っても木々が邪魔をして北東、東側だけの展望を堪能して下山です。

帰りの登り返しもきつかったが、いつもナリユキさんに言われたことを思いだしています「下を向いて歩いていけば必ず登れる」。何とか休み休み登っていく。
それにしてもナリユキさんとジュニアは早い。水沢山に着く登り3時間かかったのに戻りは2時間で着く。早い。
水沢山で休憩後一目さんで下山。登山口まで1時間40分で下山。林道歩きが長く感じる。ようやく駐車場に到着。今日もナリユキさんに感謝の一日でした。今日の山行11時間13分。やはり長かった。因みに歩いた歩数29000歩でした。前回は42000歩でしたので相当今回のルートが短い。
今日も怪我無く無事終了です。帰り水沢ダム堤体から正面に見える水沢山を記録して自宅へ戻る。
いつものアリナスのサウナへ直行。汗を流してビールの美味かったこと。飲み過ぎてしまいました。

同行者ナリユキさんのブログはこちらです。



01.16年03月04日 水沢山・焼山登山図 概略ルートですのであてにしないで下さい。







02.16年03月04日 水沢山・焼山登山時間。







03.6時40分稜線上に朝日が昇ってくる。







04.尾根の雪庇が頂上まで続く。写真下は雪庇のヶ所でこのように口を開けているところもあるので要注意。







05.16年03月04日 水沢山・焼山 水沢山からの展望。説明で尾太岳と言っているのが間違いで岩木山です。それと鳥海山は森吉山の間違いです。訂正します。







06.水沢山の頂上はRが着いた以外と広い頂上です。







07.水沢山頂上から見る岩木山。







08.男鹿半島の手前は能代市周辺の平野。







09.水沢山でパチリ。







10.ナリユキさんとジュニアが水沢山に登ってくる。9時03分合流。







11.いよいよ焼山へアタック。それにしても二人は足が早い。








12.ナリユキさんが撮ってくれました。ナリユキジュニアと。9時29分。







13.950m展望台分岐から見る雪庇。







14.950m展望分岐から見る焼山。







15.トラバースしようとしてナリユキさんがクレバスに落っこちる。あがけばあがくほど埋まっていく。幸い怪我もしなくてほっとした。







16.上から見えなくてもしたから見ると割れている。







17.頂上付近のブナ・ダケカンバの樹氷。







18.焼山頂上の樹氷の中を歩くナリユキさんとジュニア。







19.16年03月04日 水沢山・焼山 焼山頂上の360度。







20.焼山頂上は細長く広い。現在は三角点は深い雪の下です。







21.焼山頂上で3人でパチリ。







22.林道駐車場着。







23.帰り水沢ダム堤体中部から見る水沢山とダム淡水面はまだ氷がが張っていました。






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