能代市風の松原植物調査


スズメノエンドウ
(雀野豌豆) (マメ科)越年草。


茎は長さ30〜60cm。

葉は12〜16個ほどの小葉からなり、小葉は長さ6〜13mm、幅1.5〜2.5mm。
葉先は巻きひげとなって他物に絡む。

花は葉腋から伸びた柄の先(長さ2〜3cmの細い枝の先)に普通4個(3〜7個)つき、白紫色で集まってつき、花の長さは3〜4mm、ごく淡い緑色。
花柱に長毛がない。

果実は有毛で長さ8mmほど、普通2種を入れ、熟すと黒くなって2片に裂け種子をはじき飛ばす。

花期は4〜6月。本州〜九州。



参考:カスマグサ:果実は無毛で多くは4種を入れる。花は枝先に1〜3個つき長さは5mmほどで淡紅紫色。葉は8〜12小葉よりなり、小葉の先は凹まず茎も葉も毛はごく少ない。
スズメノエンドウ:果実は多毛で、多くは2種子を入れる。花は枝先に3〜7個つき長さは3〜4mmで、白に近い程の淡紫色。葉は12〜18小葉よりなり、小葉の先は一般に軽く凹み、茎も葉も毛はやや多い。



調査中

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