能代市風の松原植物調査


セイヨウノコギリソウ
(西洋鋸草)(キク科)多年草。


高さ0.3〜1m。観賞用に栽培されていたものが各地に野生化している。縮れた軟毛がある。

葉は根生のものは有柄尾。茎上のものは無柄。茎の中部の葉は長さ6〜9cmの長楕円形〜線状楕円形で、2〜3回羽状に深裂し、裂片は線形。柔らかい軟毛がある。

上部の枝先に白色または淡紅色を帯びた小さな頭花が多数集まって(かさ形)つく。
頭花は直径3〜5mm。ふちに雌花の舌状花がふつう5個並び、中心部に両性の筒状花がある。
舌状花は雌性で、舌状部は長さ2mm、白色まれに淡紅色。
冠毛はない。花床には膜質の鱗片がある。
果時には花床はふくれて円錐形になる。

花期は7〜8月。ヨーロッパ原産。



01.09年05月02日 セイヨウノコギリソウ 地べたを這っている。




02.11年09月11日 セイヨウノコギリソウ 採取した資料の丈20cm。rだわかれは4本。




03.11年09月11日 セイヨウノコギリソウ 根張りは相当に強い。




04.11年09月11日 セイヨウノコギリソウ 茎は赤褐色で軟毛が密生。




05.09年05月02日 セイヨウノコギリソウ 葉は2〜3回羽状複葉に深裂し、裂片には鋭い鋸歯がある.




06.09年06月24日 セイヨウノコギリソウ 上部の枝先に白色または淡紅色を帯びた小さな頭花が多数集まってつく。




07.09年07月03日 セイヨウノコギリソウ 頭花は直径3〜5mm。ふちに雌花の舌状花がふつう5個並び、中心部に両性の筒状花がある。花床には膜質の鱗片がある。



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