能代市風の松原植物調査


センダイハギ(先代萩) (マメ科)多年草・在来種。


海岸の砂浜や原野に生える。茎は直立し、高さ40〜80pになる。
根茎は太くよく伸びるのであちこちから芽が出る。

葉は互生し長さ5〜7pの3出複葉。小葉は長さ3.5〜8pの卵形〜倒卵形。
葉表には白毛があり、裏に白い毛があり、葉柄の基部にある托葉は大きく長さ2〜5p幅1.5〜3o。

茎は普通枝を分けず、先端に遠くからでもよく目立つ鮮やかな黄色の蝶形花をつける。
茎頂の長さ5〜18(25)pの総状花序に蝶のような小花を多数付ける。

花後に長さ10pほどのさやの実をつける。

花期:5〜8月。北海道や本州の海岸。



01.09年05月13日 センダイハギ 風の松原内に沢山ある植物です。花期になると黄色の葉が非常に目立つ。




02.11年07月25日 センダイハギ 引き抜いてみたが、根が横に這っておりまだまだ長い。地下茎がよく伸びるのであちこちから芽が出える。




03.11年07月25日 根はコブ状になっている。写真左下は、根の断面ですが、根の芯が中空。




04.11年07月25日 センダイハギ 茎は緑色で黒い斑点があり稜がある。写真下は茎の断面ですが、芯が中空で、5角形に見える。




05.11年07月25日 センダイハギ 葉は互生。矢印托葉。




06.09年05月13日 センダイハギ 葉は互生し、3小葉。




07.11年07月25日 センダイハギ 小葉表側無毛。




08.11年07月25日 センダイハギ 葉の先は鈍頭。




09.11年07月25日 センダイハギ 葉の縁は全縁。




10.11年07月25日 センダイハギ 葉の基部は楔形。




11.11年07月25日 センダイハギ 葉柄は無毛。




12.11年07月25日 センダイハギ 葉の裏の主脈が浮きでており。主脈状に疎らに毛がある。




13.09年05月13日 センダイハギ 托葉部。




14.12年05月24日 センダイハギ 托葉。上が表側。下が裏側の托葉ですが、どちらも毛がある。特に縁に毛が密生している。




15.09年05月13日 センダイハギ 総状花序に蝶形花をつける。




16.09年05月13日 センダイハギ 蝶形花正面からと側面。




16.12年05月24日 センダイハギ 花柄に毛があえる。




18.12年05月24日 センダイハギ 写真上、花の正面。写真下側面。




19.12年05月24日 センダイハギ 花を開いた写真ですが竜骨弁の中に舟弁があります。記録上このようにしました。




20.12年05月24日 センダイハギ 雌しべと雄しべと子房。




21.12年05月24日 センダイハギ 雌しべは雄しべよりも長く突き出花柱白色で無毛。と雄しべ葯。雄しべ10個。葯は茶色。




23.12年05月24日 センダイハギ 萼片4個。




24.09年06月15日 センダイハギ 日光当たり鞘の中の種子が透けて見える。




25.08年12月23日 センダイハギ 葉を落とし、豆果のみとなった。




26.13年07月31日 センダイハギ 豆果は卵形で黒褐色で径5mm。



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