能代市風の松原植物調査


セイヨウタンポポ (西洋蒲公英) (キク科)多年草。


太い根茎があって葉は全て根元から放射状にで、羽状に裂け、裂け方は変化が多く、一定していない。

花茎は中空で葉をつけず、頂きに1個の鮮黄色の頭花をつける。頭花は直径3.5〜5cm。
総苞は高さ2cm。総包外片がつぼみのときから反り返っているのが特徴。
内片は濃い緑色で直立し、ともに先端には角状突起ない。
北海道のものは葉が厚く、花も大きい。
頭花はすべて両性の舌状花からなる。舌状花の先端には5歯がある。
その数は在来のタンポポより多く重ねが厚い。

そう果は灰褐色。

花期3〜9月。ヨーロッパ原産。



01.09年04月11日 セイヨウタンポポ 風の松原内では日当たりのよい短い草地に生育。




02.09年04月11日 セイヨウタンポポ 一つの茎に1花のみ。葉は全て根元からでる。




03.09年04月11日 セイヨウタンポポ  根は太く、深く地中にもぐり込んでて、ゴボウ状になっている。




04.09年04月11日 セイヨウタンポポ 羽状深裂する葉。




05.09年06月10日 セイヨウタンポポ 茎には真綿のような毛がある。




06.09年06月10日 セイヨウタンポポ 葉は羽状深列から深い鋸歯まで変化がある。 葉質は柔らかく、切ると白い汁がでる。




07.09年06月10日 セイヨウタンポポ 葉の先は鈍頭。葉の裏側の脈状に毛がある。




08.09年06月10日 セイヨウタンポポ 頂きに1個の鮮黄色の頭花をつける。総苞片が反り返るのがセイヨウタンポポの特徴。




09.09年06月10日 セイヨウタンポポ 花を正面と側面から。





10.09年05月15日 セイヨウタンポポ 冠毛。




11.10年05月21日 セイヨウタンポポ 冠毛には上向きの刺がある。冠毛との間に長さ約8mmの柄がある。




12.10年05月21日 セイヨウタンポポ 果実は隆条で、上部には刺状の突起がある。



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