能代市風の松原植物調査


タチツボスミレ (立坪菫) (スミレ科)多年草。


日本で、ごく身近に見られるスミレ類の一つである。野原から山林内までさまざまな環境で見られる。
地下茎はやや短く、わずかに横にはい、古くなると木質化する。
丸い葉と立ち上がる茎が特徴である。

茎は始め斜めに出て、それから立ち上がり、その茎の節々からも葉や花が出る。
茎は高さ20cm程なるが、年は越さず、次の春には、また地下茎から出発する。

根出葉は細い葉柄があって、葉身は心形。葉にはあまり艶がない。

花茎は葉の間から出て立ち上がり、先端がうつむいて花を付ける。
花は典型的なスミレの花の形だが、スミレより丸っこく、花色は薄い紫が普通。

花期は3〜5月。 北海道〜九州。



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