能代市風の松原植物調査


ツリガネズイセン(釣鐘水仙) (ユリ科)多年草。


地下には「鱗茎」のある球根植物である。

高さ 20〜50cmの花茎を出し、根際から生える葉は線形である。
真っ直ぐに伸ばして、釣鐘状の花を10〜30個の総状に咲かせる。

花冠の長さは2cmほど。花冠の先端は6つに裂け、少し反り返っているというより、6個の花被片の基部が合着している。
下から覗くと外側に反り返り星型に見える。
花色は、紫、青紫、ピンク、白などがある。

花の後にできる実はさく果で、熟すると下部が裂け、種子が散布される果実である。

花期4〜5月。原産地はヨーロッパイベリア半島。



01.10年05月22日 ツリガネズイセン 風の松原内に2ヶ所咲いている内の1本です。丈10cm程。この固体だけ。後に出てきませんでした。




02.10年05月22日 ツリガネズイセン 葉は根元から4枚出ており、葉は線形。葉の質は厚い。多少表側に巻きます。葉の縁は全縁で無毛。




03.10年05月22日 ツリガネズイセン 葉先は鋭頭。




04.10年05月22日 ツリガネズイセン 花は青色。




10年05月22日 ツリガネズイセン 下から覗くと外側に反り返り星型に見える。




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