能代市風の松原植物調査

植物名一覧表
科別一覧表
更新履歴
風の松原の成り立ち
風の松原に守られる人々の会 ボランティア活動
ルーペの会観察記録
シダの会観察会
参考図書
登山記録
リンク集



ラショウモンカズラ
(羅生門葛) (シソ科) 多年草。

山地の明るい林内に生える。
花茎は直立し高さ20〜30cmになり長毛がまばらにある。花後長い走出枝が伸びる。
葉は対生し、長さ2〜3cmの葉柄を持ち心臓状卵円形で長さ2〜5cmで、鈍鋸歯がある。
花冠は紫色で長さ4〜5cm、下唇の中央裂片は大きく下方に反り返り濃紫色の斑点があり、先端に開出する長毛ある。
萼は筒状で15脈あり開出毛が生える。
花期、4月〜5月。
本州、四国、九州。



01.13年05月14日 ラショウモンカズラ 斜上して生育。




02.13年05月14日 ラショウモンカズラ 採取してみた全草。茎葉と花茎に別れている。草丈54cm。




03.13年05月14日 ラショウモンカズラ 茎葉と花茎がはっきりと分かれているようです。葉は対生。花は花茎から3〜6個つく。




04.13年05月14日 ラショウモンカズラ 根は細く長く30cmあり相当な根張りを持っています。




05.13年05月14日 ラショウモンカズラ 茎は無毛で4稜あり、断面は四角で芯は空洞。




06.13年05月14日 ラショウモンカズラ 葉は心臓状卵円形で、葉は対生。葉の質は薄く茎葉に着く葉は大きい。挿入写真は屏基部の対生ぶアップ。




07.13年05月14日 ラショウモンカズラ 葉身は長さ2〜6cm、幅6cmの葉柄を持ち心臓状卵円形で鈍鋸歯がある。葉柄の長さはないものから6cmの個体です。




08.13年05月14日 ラショウモンカズラ 葉の表裏に微毛が散生。




09.13年05月14日 ラショウモンカズラ 葉先鈍頭。




10.13年05月14日 ラショウモンカズラ 鈍鋸歯がある。




11.13年05月14日 ラショウモンカズラ 基部は心臓形。




12.13年05月14日 ラショウモンカズラ 上部の葉の脇に2〜3個の花を横向きにつける。花は一方向を向いていて、段々に咲く。




13.13年05月14日 ラショウモンカズラ 4〜5センチくらいある唇形の花で、紫色をしている。




14.13年05月14日 ラショウモンカズラ 唇弁と旗弁を少し開いた内部。A=旗弁。B=雄しべ。C=子房。D=唇弁。




15.13年05月14日 ラショウモンカズラ 1個の唇弁。縁にも毛がある。唇弁の中央裂片は大きく下方に反り返り濃紫色の斑点があり、先端に開出する長毛があり反り返る。




16.13年05月14日 ラショウモンカズラ 旗弁から癒着してでる矢印は雄しべ4個と雌しべは1個で子房からでる。




17.13年05月14日 ラショウモンカズラ 子房のアップと下は師部の断面。矢印雌しべ。




18.13年05月14日 ラショウモンカズラ 雌しべの長さ40mm。花柱は薄い紫色で無毛。柱頭2裂する。




19.13年05月14日 ラショウモンカズラ 雄しべの長さ30mmで花糸薄い紫色で花糸無毛。




20.14年05月17日 ラショウモンカズラ 筒部が熟してきた果実。




21.14年06月14日 ラショウモンカズラ 種子は砂と混じってしまいました。種子は黒いのが種子です。他は砂です。形は何と表現すればいいのかよく分かりません。大きさは径0.5mm以下です。





inserted by FC2 system