能代市風の松原植物調査

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ワルナスビ(悪茄子) (ナス科)多年草。

昭和初期に関東地方南部で気づかれ、その後暖かい地方へ広がった
根茎を長く伸ばして広がり、茎や葉には星状毛がある。
茎は高さ0.5?1mで直立し、節ごとにくの字形に曲がる。茎には黄褐色の鋭い刺がある。
葉は互生し、長さ8?15cm、幅4?8cmの長楕円形で、ふちには波状の大きな鋸歯が3?4個ある。茎の途中から太い枝を出し、先端に直径約2cmの淡紫色または白色の花を6?10個集散状につける。
花冠は浅く5裂して皿状に開く。
液果は直径約1.5cmの球形で黄色に熟す。
花期は6?10月。
北アメリカ原産。



01.10年07月24日 ワルナスビ 地下茎を長く伸ばし生育し、繁殖力が強い。




02.10年07月24日 ワルナスビ 採取した個体。茎は葉腋でも曲がる上部でも曲がる。




03.10年07月24日 ワルナスビ 根は太いが浅くしか地中に入っていません。細いのが地下茎で伸びて繁殖する。




04.10年07月24日 ワルナスビ 茎の鋭い棘が非常に多い。




05.10年07月24日 ワルナスビ 葉は互生し、長さ8?15cm、幅4?8cmの長楕円形。




06.10年07月24日 ワルナスビ 葉の両面に星状毛が密に生え、表面の主脈上にまばらに棘がある。




07.10年07月24日 ワルナスビ 葉の先は鈍頭。




08.10年07月24日 ワルナスビ 葉の縁に波状の大きな切れ込み(鋸歯)が3〜4個ある。




09.10年07月24日 ワルナスビ 葉の基部は切形〜卵形で基部に棘がある。



10.10年07月24日 ワルナスビ 花は節の間から出た枝に4〜10個咲き、淡紫色叉は白色で約2.5cmナスの花によく似ている。




11.10年07月24日 ワルナスビ 。成熟すると黄色い大きな葯の先端に穴があき、花粉がこぼれ出す。黄色いのが雄しべで、5個ある。中央には雌しべがあるが、花柱の短いタイプと花柱の長いタイプが同じ花序の中に見られる。ここまでは解りませんでした。




12.10年07月24日 ワルナスビ 省略。


13.10年07月24日 ワルナスビ 萼片は5個で、萼片と、写真下の花柄に毛がある。




14.10年10月14日 ワルナスビ 液果は直径約1.5cmの球形で黄色に熟す。




15.10年10月14日 ワルナスビ 果実は球果で1.5cmほどになり、熟すと橙黄色になる。写真下は果実を半分に切断したもの。




16.10年10月14日 ワルナスビ 種子は直径約2mm。変形の種子で白く光沢がある。





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