能代市風の松原植物調査

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ワサビ
(山葵) (アブラナ科)多年草。

山地渓谷の清流に生える多年草。
根茎は香辛料として利用され長野県や静岡県では広く栽培されている。
茎は直立し、高さ20〜40cm。
根生葉は長柄があり、葉身は径6〜12cmの円形で基部は心形。
波状の鋸歯があり表面に光沢があり越冬する
。短い総状の花序に白色の4弁花をつける。各花柄の基部には小さい葉状苞つく。
花弁は倒卵形で長さ約6mmで、基部は爪状。雄しべ6個、葯は黄色。
長角果は数珠状にくびれ、長さ1.5〜1.8cm。
花期3月〜5月。
日本全土。



01.11年04月17日 ワサビ 湿った谷地のようなところに何カ所かに別れて生育。




02.11年04月17日 ワサビ 採取した固体。葉は根生葉で、根茎の上部から多数叢生し、葉柄は長さ20〜50cm。根張りはありません。




03.11年04月17日 ワサビ いわゆる太い地下茎が香辛料に使われる部分です。根茎の断面ですが年輪のようなものがあります。




04.11年04月17日 ワサビ 株状に花茎が伸びています。




05.11年04月17日 ワサビ 茎は無毛。茎の断面は8角形に見え、稜があり角張っている。芯は中空です。




06.11年04月17日 ワサビ 葉は互生で心形。




07.11年04月17日 ワサビ 葉身は軟質で薄く、表面は光沢があり、両面とも無毛、心形で径8〜20cm、葉脈は明瞭、縁はやや波状、葉脈の末端には微小突起がある。葉の表裏側の、葉の変異。




08.11年04月17日 ワサビ 表裏側は無毛。




09.11年04月17日 ワサビ 葉の先は鈍頭。




10.11年04月17日 ワサビ 基部は心形。




11.12年04月30日 ワサビ 花茎は円筒形で直立し、高さ30〜50cm、上方に数個の互生葉をもち、総状花序をつける。




12.11年04月30日 ワサビ  花は下方から順次開き、花柄は長さ約1cm、その先に花径約8mmの白色または淡黄白色の花をつける。花弁は4個で長卵形、長さ5〜7mm、幅約2.5mm。雄蕊6個。雌蕊1個、長さ約6mm。




13.11年04月17日 ワサビ 花径10mm。萼4個。




14.12年04月30日 ワサビ 花弁は4個で長卵形、長さ5〜7mm、幅約2.5mm。雄蕊6個。雌蕊1個、長さ約6mm。雌しべはやや薄緑で雄しべよりつきでる。花柱無毛。雄しべ花糸白色で無毛。変わった葯で一部に毛のようなものが見える。




15.12年04月30日 ワサビ 花柄は無毛で1cm程。




16.11年06月04日 ワサビ 沢山の長角果をつけたワサビの茎。中の種子が大きくなり鞘が大分凸凹している。数珠状(じゅずじょう)にくびれる。葉腋から長角果は出ます。




17.11年06月04日 ワサビ  種子は長角果内に2列に並び、ふつう8個できる。長さ2cm。




18.11年06月04日 ワサビ 種子は無胚乳で長楕円形、長さ約3.5mm。




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